バランス感覚・平衡感覚とはよく聞くけれど、具体的にはなに??そんな疑問をトレーナーが詳しく解説!

平衡感覚のテスト方法からバランス感覚が衰えるリスクなどを詳しくご紹介します。

バランス感覚が衰えるリスク

バランス感覚というのは人それぞれですが、苦手な人ももちろん鍛える事が出来ます。年と共にバランス感覚は鈍ってきて転倒のリスクが増えてきます。年を取ってから転倒すると骨盤の骨折や頭蓋骨骨折などが起きやすく、致命的な怪我をしてしまうことが考えられるので常に意識したい感覚ですよね。

また、怪我をしてもそうです。捻挫、股関節、膝等の足の怪我をしてしまい、リハビリの最中にバランス感覚のリハビリをしなければ再発のリスクや今後の生活に支障をきたす可能性があります。

何気ない日常動作の中でバランス感覚こそが私達を転倒のリスクから守ってくれています。バランス感覚が鈍ると二足歩行ロボットのようなぎこちない動きになって少々の段差につまづいただけで転んでしまうでしょう。

そんな事にならないよう、バランス感覚(平衡感覚)を鍛えましょう!

平衡感覚を鍛える前の平衡感覚のテスト方法

バランス感覚は3つの情報を元に処理されます。
➊視覚
➋三半規管(耳)
➌固有受容器(身体の感覚)
それぞれの器官から得た情報を元に自分の身体の位置を察知し、崩れた体勢を修正するのです。今回は片足立ちを元に自分がどの平衡感覚を鍛えるべきかを炙り出します。

・片足立ち

まずは自分のバランス感覚チェックをしてみましょう。
片足立ちになりましょう。膝と股関節を90°に曲げて30秒間バランスを取ってみます。どのくらい、自分が不安定になったかを覚えておきましょう。バランス感覚のいい人は微動だにせず30秒間静止することが可能です。

・片足立ち①(目を閉じる)
まずは多くの人が頼っている視覚をシャットアウトしてみましょう。

①まず先ほどと同じように片足立ちになり、バランスを取りましょう。膝と股関節を90°に曲げて行います。

②バランスが取れたら目を閉じます。この時点で大きくバランスが崩れてしまうようであればあなたは目に頼ってバランスを保っている可能性が非常に高いです。こういうタイプの方は様々なバランストレーニングを目を閉じて行うと効果が高いでしょう。

・片足立ち②(首を上下左右に振る)
次は三半規管を揺らしてみましょう。

①片足立ちを行います。
②次に上下左右にゆっくり動かしてみてください。徐々にスピードを上げていきます。これで大きくグラつくようであれば三半規管が弱いと言えます。三半規管を鍛えるようなトレーニングが向いているでしょう

・片足③ (バランスディスクやマット上)

こちらは自分の足裏に集まっている固有受容器を主にチェックします。身体に数多く埋め込まえれている位置感覚センサーをテストします。

①バランスマットやバランスディスクなどの上で片足立ちを行います。
②不安定な地面上でどのくらいバランスを維持できるかを確かめましょう。

バランス感覚に関するまとめ

バランス感覚を鍛えるためには違う種類のセンサーがあることがわかって頂けたでしょうか?自分がどの種類のセンサーが強いor弱いがわかれば効率良く平衡感覚を鍛える事ができます。また、それぞれのチェックはそのままトレーニングになります。色んなバランストレーニングを先ほどご紹介した3つのテストのように行って頂くと自分にとって効果的なトレーニングが出来るので是非試してみてください!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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