パソコン作業中に姿勢が悪くならないためのコツ

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2016年5月25日

姿勢が悪いとスタイルが悪く見えるだけでなく、腰痛や肩こりの原因にも…。
前回の姿勢をよくするための方法に続きまして、パフォーマンスコーチの今田さんに「パソコン中に姿勢が崩れないためのポイント」をご紹介いただきます。

デスクワーク後に腰や肩の痛みを感じる人は必見!気をつけたいポイントが分かりやすく、解説されています!

腰痛、肩こり、偏頭痛。。。もしかしてパソコン作業のせい?

姿勢というのは15分間同じ体勢でいるとその状態に固まってしまうと腰痛治療専門の先生が言っていました。ということは15分以上悪い姿勢でいると悪い状態で固まってしまうので、なるべく長時間正しい姿勢でいる必要があります。

悪い姿勢は歪んだ姿勢を作り出し、歪んだ姿勢(骨格)は筋肉にコリを生み出し、神経やリンパの流れを悪くして様々な弊害を作り出します。腰痛、肩こり、偏頭痛などはそういったところから来る可能性があります。

自分の姿勢をチェックしてみよう!

ではまず、悪い姿勢とはどういうものでしょうか? 当てはまるものがないか自分のパソコン作業中(勉強やデスクワークなども)を思い返してみて下さい。

以下の写真では少々誇張しています。笑
デスクワーク中の自分の姿勢をチェック
✔頭が前に出ていて顎が出ている
✔腰椎が丸まっている
✔肩がすくんでいる
✔手首が肘よりも高い位置にある
✔両足が地面についていない
✔骨盤が座っている時に前傾/後傾している

さて、皆さんは何個該当する項目がありましたか?
実はどれか一つでも当てはまっていると悪い姿勢になってしまうのです。なぜなら身体は連動しているため、一箇所に歪みが出ると自然とそれを補うために他の部位がフォローします。なるべくこれらの項目に該当しないように自分の姿勢を調整します。

パソコン作業中に姿勢が悪くならない90°ルール

色々皆さんにチェックポイントを確認してもらいました。ではこれらのポイントを改善にするにはどうしたらいいのでしょうか。全部意識してると色々難しいですよね。でも一つの事を意識するだけでほとんどが解決します。
パソコン作業中に姿勢が悪くならない90°ルール
90°ルールです。この90°ルールというのが何かというと、“関節を90°になるように座る”がたった一つのルールです。

その関節とは股関節、膝、足首、肘の4つです。座った時にこれらが90°にさえなっていれば悪い姿勢をさけることが出来ます。これらの関節を90°に保てるようにするには2点注意することがあります。

①椅子の高さ
②机の高さ

です。これらが自分の身体のサイズに合っていないと90°ルールを守るのがとても難しくなりますが、逆に言えば椅子の高さと机の高さを合わせれば姿勢を正しくしやすくなります!

姿勢を良くするためのまとめ

皆さん、90°ルールはご理解頂けたでしょうか?もし椅子や机の高さを変えられない場合は、クッションで高さ調節したり、足元に台を置いたりと色々工夫して見て下さいね。

何か質問等があればいつでもコメント、Email,Facebookページからのメッセージを承りますので、御気軽にご連絡下さい!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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