生理前はしばらく便秘が続いていたのに、予定日直前になったら下痢気味に!!なんて経験はありませんか??
女性は女性ホルモンの分泌の影響を受け、生理前には普段と違った症状が出てしまうことがあります。
今回は生理前や生理中に起こりがちな下痢の原因、対策方法についてご紹介します。

生理前の下痢の原因は?

生理前に下痢になってしまう原因は何でしょうか?
様々な要因は考えられますが、一番の原因は女性ホルモンの影響ではないかと考えられています。
女性ホルモンは大きく分けるとエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)で構成されています。

女性ホルモン
  • エストロゲン
  • エストロゲン(卵胞ホルモン)は、卵子が入っている袋である卵胞の成長を促す働きをし、
    女性らしい体を作り妊娠に備えて子宮内膜を厚くする作用があります。
    要は妊娠までの身体の準備に大きく関わるホルモンだと言えます。
    また、自律神経や精神面、骨や皮膚などをつくる働きもあるため、心と身体を安定させたり、肌の状態が良くするといった働きがあります。

  • プロゲステロン
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)は、子宮内膜に厚みを持たせる、妊娠を維持する、基礎体温を上げる、食欲増進といった働きをします。
    プロゲステロンは排卵後から生理が開始されるまでの高温期に分泌されるホルモンです。

ではこれらの女性ホルモンがどのように働き、下痢の関係するのでしょうか?

生理前はホルモンが原因で下痢が起こる

排卵から生理までの期間は黄体期と呼ばれており、妊娠・出産の準備をするために身体を変化させる期間です。
この期間は流産を抑止するため、子宮の収縮を抑えるプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されるのです。
更にプロゲステロン(黄体ホルモン)は便をスムーズに動かすための腸の収縮運動まで抑制してしまうために、便秘を引き起こしてしまうことがあるようです。
一方で生理直前になるとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が減るため、抑制されていた大腸の動きが活発になります。
また、生理中や生理前には子宮を収縮させたり、腸の活動を促したりする働きをするプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。
このホルモンの影響を受けて、腸が収縮され下痢気味になってしまう人もいるのです。

生理前のストレスが原因になることも

生理前のストレスが下痢の原因になることもある
また、黄体ホルモンによるストレスの影響で生理前には下痢になることもあります。
黄体ホルモンは妊娠に備えた身体へと作り変える作用があるのですが、その影響で下腹部の痛みやむくみ、イライラや情緒不安定と言った肉体的、精神的に不調をきたしてしてストレスを感じやすくなってしまうようです。
ストレスは自律神経の働きを乱してまうことがあるため、腸の収縮運動にまで影響を及ぼしてしまい、下痢を引き起こしてしまうのです。

生理前の下痢の対処方法

生理前や生理中の下痢は女性ホルモンの影響を受けているため、症状を完全に抑えるのは難しいところがあります。
しかし、少しでも症状の改善や解消できればと思いますよね。
ここでは、生理前や生理中の下痢への対処方法をご紹介していきます。

生理前・生理中の下痢の対処法
  • 体を温める
  • 冷えは生理前の便秘にも大敵!
    身体の冷えは下痢の天敵といえます。
    更に生理前や生理中の下痢は、経血の排出を促すため子宮を収縮させるプロスタグランジンという物質が原因となって起こります。
    子宮近辺をカイロなどで温めたり、温かい飲み物を摂取すると、結構が改善されるため経血の排出がスムーズになるため下痢の症状も改善されます。

  • カフェイン・アルコールの摂取を控える
  • カフェインが含まれているコーヒーは、たとえ温かいものであっても体を冷やしてしまい、胃腸も刺激してしまう作用があります。
    更に、アルコールや辛い調味料なども胃腸を刺激してしまい、下痢を引き起こしてしまう可能性があります。
    生理前や生理中はこれらの摂取をなるべく控えるように心がけましょう。

  • しっかりと睡眠をとる
  • 十分な睡眠時間も大切
    生理前や生理中に下痢になってしまった場合は、たっぷりと睡眠をとり身体をしっかりと休ませてあげましょう。自律神経の乱れやストレスは、更に下痢の症状を悪化させてしまう可能性があります。
    しっかりと睡眠時間を確保するように心がけましょう。

上記は実際に下痢になってしまった直後の対策ですが、中長期的に生理前の下痢を予防する対策も大切です。

生理前の下痢を予防する方法

女性ホルモンが乱れてしまうと、生理前や生理中の下痢の症状が悪化してしまう事があります。
普段の生活でホルモンバランスを整えられれば、下痢の症状を予防したり緩和させることも可能といえます。
ここでは生理前や生理中に起こる下痢を土房する方法をご紹介します。

生理前の下痢予防
  • 湯船に浸かるようにする
  • 女性は体が冷えてしまうと、血流が悪化してしまい生理前や生理中の様々な症状が悪化してしまう事があります。
    冷えを予防するためには、体の芯から温める作用のある入浴がオススメです。
    生理前だけでなく毎日入浴をおこなうようにすると、自律神経のバランスを整えることが出来ます!

  • 定期的に運動を行う
  • 腸を活発に動かすためには、ある程度の腹筋が必要になってきます。
    しかし、運動不足が続き、お腹周りの腹筋が弱まってしまうと腸の働きが弱まってしまうため、下痢になりやすくなってしまう事があります。
    便秘解消には腹筋を鍛えることが勧められていますが、下痢の症状が出る方も胃腸の働きを良くするために定期的な運動や腹筋を鍛えてみるのもオススメです!!

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