皆さんは腰痛に悩まされていませんか? 立ち仕事や座り仕事関係なく、腰痛は起こりやすいものです。朝にベッドから出るときに痛む、長時間立ってると痛む、しゃがんだときに痛むなどシチュエーションは様々だと思いますが、腰痛はが嫌な事には変わりません!

今回は腰周辺にはどのような筋肉があるか、そして腰痛に関わる筋肉とはどこなのかを学んで頂きたいと思います!

腰周辺にある筋肉とは? そしてそれぞれがどのように腰痛に関わるかを解説!

腰周辺には様々な筋肉の起始停止(付着部分)が集まっています。沢山集まっているからこそ、他の部位のアンバランスさや変調がもろに腰痛に影響したりするわけです。そして腰周りの筋肉には浅い部分にある表層筋から深くてなかなか触ることの難しい深層筋まであります。表層にある筋肉から深部の筋肉までご紹介していきたいと思います。今回はお尻周りの筋肉まで含めさせてもらいました。

“広背筋、、脊柱起立筋、腰方形筋、腰多裂筋の筋肉図"
①広背筋: 背中の大部分を占める筋肉で、肩甲骨の下角や胸椎、肋骨、仙骨、腸骨などに付着しています。大きな筋肉であるがゆえ、力も強く、骨格への影響は大きいと言えます。肩甲骨→肋骨→骨盤→背骨を繋いでいるのですから、腰痛に関わるのはもちろんですね。

②脊柱起立筋:9つの筋肉の総称で、背骨に沿って首から仙骨までを沢山の筋肉が繋いでいます。主に背骨の伸展を行う筋肉です。脊柱をコントロールする筋肉ですので腰痛に大きく関わりがあります。

③腰方形筋:肋骨と骨盤をつなぐ筋肉で体幹を側屈させます。固まってしまうと身体が傾いた状態になりやすくなりますのでその結果、本来真っ直ぐである脊柱が横に歪み、腰痛を引き起こす可能性があります。

④腰多裂筋:椎骨を繋いでいる筋肉で、仙骨と脊柱を支えるための筋肉。腰椎と骨盤を繋いでいるので、筋力低下や硬化によって脊柱を安定させられなくなると腰痛の原因となります。

腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)、大殿筋、中殿筋の筋肉図
⑤腸腰筋(大腰筋+腸骨筋): 股関節の屈曲をする筋肉で、身体の奥深くにあります。姿勢を保つのに重要な筋肉で、腰椎と骨盤を結びます。この筋肉が固まってしまうと骨盤の前傾が起きてしまい、腰痛を引き起こす可能性があります。
⑥大殿筋 : 股関節の伸展と外“をする筋肉で、下半身のパワーの源です。大殿筋を使おうとする方が多くなってきたのはいいことですが、その反面大殿筋を使おうとすると骨盤が前傾しがちな人が多くなり、腰痛の原因になりますので正しい大殿筋の使い方を覚える必要があります。
⑦中殿筋:主な役割は歩行時に骨盤が傾いてしまうのを防ぐことです。骨盤が安定されなくってしまうと腰痛の原因となります。

まとめ:腰痛に関わる筋肉は複雑

身体の筋肉は相互関係にありますので、一概に腰痛はこの筋肉のせいで起こる!とはなかなか言いがたいのが本音です。例えば、足の裏の筋肉が固いことで腰が最終的に痛くなることもあります。しかし、そこまで気にしたら何も説明できなくなってしまいます。何らかの原因があり、最終的に腰の周りの筋肉が影響され、腰の痛みに繋がっていることは違いありません。

症状や状態によりけりですので、画一的に『あなたの腰の痛みの原因は◯◯です!』とお伝えすることは困難です。

しかし、共通しているのは

①筋肉のアンバランスによって正常な背骨のS字カーブを歪めてしまい、椎間板に痛みを抱える
②筋肉のアンバランス、筋力低下によって背骨/骨盤が安定せずに神経を圧迫してしまう
③筋肉の炎症により、筋肉自体が痛む
という点です。

腰痛になるととてもつらいのでなるべく脊柱や腰を安定させるトレーニングを取り入れることをお勧めします!

もちろん、現時点で痛みを抱えている場合に無理は禁物ですが、脊柱や腰を安定させるトレーニングとして体幹トレーニング、筋肉のアンバランスさを改善・筋肉の柔軟性を高める目的で定期的なストレッチなどを行うことは前向きな結果に繋がる可能性が高いと言えます。


体幹トレーニングの方法や効果をどこよりも詳しく解説!


腰の痛みやこりを緩和する腰痛改善ストレッチの方法

※強い痛みを感じたり、椎間板ヘルニアなど傷病と診断されたことのある方はこの限りではありませんので、専門の医師、理学療法士などの指示の下、適切な処置を行うことが大切です。

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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