酵素とグリーンスムージーの関係〜ミネラル酵素グリーンスムージーの効果とは?

2018年6月1日

当サイトでは、ダイエット目的でのグリーンスムージーの活用方法などをご紹介しています。

特に粉末のグリーンスムージーは、手軽に準備ができて置き換えダイエットに役立つ便利な商品ですので、私自身も購入し、そのメリットを実感した上でご紹介しています。

私自身もいくつもの粉末グリーンスムージーを試した結果、「テンダリー社のミネラル酵素グリーンスムージー」がコスパやカロリーなど様々な観点からオススメできる商品でした。

この商品名にもなっている「酵素」というキーワードには注意点がありますので、いくつかの情報をまとめてご紹介します。

巷に溢れる『酵素』というキーワード

仕事がら健康食品やサプリメントの紹介をよく見受けるのですが、ここ数年非常に多く聞かれるダイエットワードの一つとして「酵素」があります。

非常に多くの商品に『酵素』と題された冠がつけられていることも実感します。

皆さんも『酵素』と聞くと「何となく健康に良さそう!」というイメージをお持ちなのではないでしょうか?

実は当サイトではこの「酵素」という話題について極力触れないようにしていました。

酵素とダイエットの関係

まずは結論から記載します。
酵素とダイエットの関係:酵素で痩せるは誤り
✔酵素(サプリや食品)の摂取=ダイエットに役立つ

✔ストレートに言ってしまうと間違いです!
(言い換えると、酵素を摂ったからと言って、ダイエットに役立つことはまずありえません。)

本サイトで「酵素」という話題に極力触れないようにしていた理由は、『酵素摂取=ダイエットに役立たない』を説明にするには本当に長い解説が必要となるためです。

結論からお伝えした理由も以下から始める解説が「とても長くなる」からです。

非常に長い記事となってしまいますが、
「酵素でダイエットしたい!」
「酵素入りの商品を摂っているから痩せるはず!」
「酵素サプリやドリンクを飲んでいるのに痩せない…。」
という方にぜひご覧頂きたい内容です。

酵素のダイエット効果を否定するにも関わらず、酵素入りのグリーンスムージーを推奨している理由やその活用方法についても記事後半でご紹介します。(グリーンスムージーに関する結論を簡単にお伝えしますと、酵素が入っているいないに関わらず、低カロリーな粉末のグリーンスムージーを上手に活用することはダイエットに有用なため、当サイトでは活用をオススメしています。)

現在の酵素の健康効果について酵素栄養学を基礎としている

サプリメントの紹介など酵素のメリットについて紹介しているサイトや記事、書籍などの多くは、1985年に医学博士のエドワード・ハウエル氏により発行された著書「enzyme nutrition(酵素栄養学)」での提唱を元にその良さや効果を説いています。

そもそもエドワード・ハウエル氏により提唱された「酵素栄養学」ですが、信頼性の高い科学的な検証の手順を経ていません。
(追試が行われていない。複数のデータが混在している。比較対象が一定でない。試験環境が酵素の影響以外の混在を排除できていない。などがあります。)

以下の科学的な検証でいう、「権威者の意見」に該当します。
科学的検証とは?酵素はあくまで特定の医師(権威者)が経験談として意見を言っているに過ぎない
画像引用:四国がんセンターホームページ>科学的検証ってどんなこと?

日本でも権威者と言われるような医師の方が著した書籍なども多数発行されています。
これも先程の「権威者の意見」であり、信頼性の高い科学的な検証とは異なります。

酵素栄養学(enzyme nutrition)に関する研究結果を論文検索(PubMedという世界の主要医学系雑誌に掲載された論文を検索するデータベースで検索)しても見当たりません。

一般的に科学者や研究者は自身の研究結果を世間に公表し、さらなる検証を進めるため、論文を医学系の雑誌等に発表します。

「○○大学の○○教授が効果があると言っている」は、科学的根拠にはなりません。その先生の論文が、査読を経てその学会で認められてこそ、初めて効果があるという科学的根拠になるでしょう。
引用:「科学」にだまされないで 健康食品のウソ・ホント ホントが知りたい食の安全 近畿大学農学部准教授 有路昌彦

少し話がそれてしまいますが、最近では腸内環境が様々な体への影響を及ぼしていることが分かり、腸内フローラ(腸内の細菌の作用)が注目を浴びています。
腸内環境と腸内細菌の関係は多くの研究報告がなされており、肥満との関係も徐々に明らかにされています。

酵素栄養学に関しては専門家の一意見の域を出ず、更にはその他の研究者による検証がなされていない事は注目に値するといえます。

科学的に世に出せるデータ・研究結果が酵素栄養学には無いのが現状で、言うだけはタダの状態となっています。

<権威者が誤った情報を世に広めてしまう問題とその他の例>
酵素栄養学はエドワード・ハウエル氏の提唱を元に、日本の医師の方も独自の理論を構築し、書籍の出版などを行っています。

本記事では「酵素にまつわるお話」ですので、信じたとして大きなマイナス影響はありませんが、癌など深刻な病において、一部の専門家が提言する健康法や曲解に基づく論がまかり通っている現状があります。

近藤誠医師が提唱する“がん放置理論”を信じて、せっかく早期で発見できたがんを進行がんにしてしまう患者が後を絶たない。学術論文を引用しながら標準的治療の効果を否定し、誤ったインフォームドコンセントを広げる近藤理論に専門家は断固、反論すべきだと勝俣医師は主張する。

引用:日経メディカル:近藤理論を放置してはいけない

このように癌であれば、本来受けるべき医療の機会を失ってしまう可能性があります。
酵素であれば、美容や健康・ダイエットに効果的だからと、過剰摂取や安心感からその他の食物のカロリーの摂り過ぎなどが考えられます。

<酵素の研究が進めば商売になるはずなのに?>
酵素に話を戻しましょう。
一つ言えることは「酵素」を摂取したとき、何らかの健康にプラスの効果が明確に示され、多くの検証に耐えうる研究結果は無いということです。

にも関わらず、
「酵素配合のサプリで内側からキレイ」、
「酵素は健康的な美しさに関わる栄養素」、
「酵素不足はエイジングにも関わる」
といったような表現を多々見受けます。

これが
「酵素を摂れば痩せる」、
「酵素で医者要らず」、
「酵素で新陳代謝を高める」
と明言してしまうと薬機法(旧薬事法)の違反になります。

ある程度科学的に検証され、臨床試験などを経て、健康に前向きな試験結果がまとまったものは、その成分が医薬品や特定保健用食品(トクホ)として国からも認められ、認可を受けることで一つの商売になりえます。

ですが、「酵素栄養学」に関してはそのような動きの一番始めとなる基礎的な研究が進んでいません。

そもそもの酵素の定義とその効果・働きとは??

前出までが酵素を摂ると良いことがあるとする「酵素栄養学」について記載しましたが、そもそも酵素って何者なのでしょう?

◆酵素とは?
生体内で化学的な反応を触媒する(主に)タンパク質
体の中で、酵素は消化・吸収・代謝・再合成など様々な場所で活躍しています。

焼く前のお肉をショウガやパイナップルなどに漬けると柔らかくなる例があります。
これはショウガやパイナップルに含まれるタンパク質分解酵素であるプロテアーゼの働きにより、お肉のタンパク質がアミノ酸へと分解され、柔らかくなります。

タンパク質の分解や脂質の分解に関わる酵素があり、それぞれ特異的に働きます。(タンパク質分解酵素は脂質や糖質を分解することはできない、など)
酵素基質特異性
画像引用:高等学校化学Ⅱ/糖類とタンパク質
先程の例を元にすると、脂質を分解する酵素を積極的に摂れば、体内の脂質を分解することができそうに思われます。

残念ですが、そのようにはなりません。

<口から摂取した酵素は変性・失活する>
酵素は熱や酸に弱く、口から摂取した酵素はまず、胃酸の働きにより、失活します。

例外的に胃にとどくまでに効果を生ずる場合やペプシンなど強酸性下で働く消化酵素もありますが、一般的な口から摂取した酵素はpHの関係から腸で不活性化されます。

タンパク質は体内に入るとアミノ酸に分解されて小腸で吸収されるというのは、中学校までの生物で学んだとおりです。酵素もタンパク質の一種ですから、体内で分解され、体内で必要な分だけ必要な形に合成され、生命の活動に使われます。
酵素を口から飲むと、分解されるわけで、その酵素の効能が得られるという科学的根拠はどこにも存在しません。

引用:「科学」にだまされないで 健康食品のウソ・ホント ホントが知りたい食の安全 近畿大学農学部准教授 有路昌彦

<非加熱の酵素が大切??>
酵素栄養学では非加熱で生の食材の重要さを伝えていることもあります。
また、カプセル状で腸まで届くとした酵素サプリメントもあります。

それであれば効果的なのでしょうか?
食品などから摂取した酵素(タンパク質)は、そのままの形で、機能を保ったまま吸収されることはありません。

胃酸などで分解され、腸から栄養として吸収されますが、タンパク質は摂取したそのままの形状で吸収されることはなく、アミノ酸に分解された状態でないと吸収することは不可能です。

腸から吸収可能な大きさを分子量で表すと500~1000程度とされ、酵素の分子量は小さのもので5000~大きなもので数万の分子量を持ちます。
参考:同仁化学研究所 タンパク質分子量一覧(www.dojindo.co.jp/technical/pdf/material5.pdf)

そもそも「酵素」と名のつくものは、分解されなければ体内に吸収されることはありません。そして一度失活した酵素が体内でそのままの酵素として、再活性化することはありません。

非加熱の酵素を摂取するために生の食材を積極的に摂取するであったり、生の酵素を配合したサプリメントを摂取した所で、その他の栄養素を食べた時と違った良い効果が得られることはありません。

<酵素栄養学の主張:酵素を摂らないと酵素不足になる>
必要な栄養素が不足することは人体に何らかの影響を及ぼしますが、口から摂取する酵素が不足することで、何かの栄養素が不足することはありえません。

先程の解説の通り、酵素(タンパク質)はアミノ酸(もしくはペプチド鎖)まで分解され、吸収されることが前提となります。

そして、体内で作り出される酵素と口から摂取した酵素には関係がありません。

「食べる酵素が不足すると体内で作り出される酵素が不足する」という酵素栄養学の説は一般的な生物化学、分子生物学と矛盾する点が多々見られます。

脂質の分解酵素として代表的なリパーゼがあります。
体脂肪分解に関わるリパーゼという酵素
※1の空腹時や運動時に出る成長ホルモン(アドレナリン)の作用により、体脂肪を分解するリパーゼの働きが活性化されます。

リパーゼを豊富に含む食材を食べたからといって、体内から分泌されるリパーゼの量が増え、体脂肪の分解が促進されることはありません。

酵素を口から摂取した事で体内に吸収される際に、アミノ酸に分解されるため、必要な栄養素を満たせる可能性が増やせることになり、結果的に健康的な食生活の一助となる可能性はありますが、特別な効果効能が得られることはありません。

酵素を口から摂取することで健康に前向きな効果が多少得られる可能性はありますが、それは一般的な食事から得られる効果と差はなく、「酵素は健康的な美しさに関わる栄養素」、「酵素不足はエイジングにも関わる」と言った表現は過大表現であるといえます。

もちろん、酵素を積極的に摂った結果、体脂肪の燃焼が促進されたり、体脂肪の分解が促進することはありませんので、酵素を積極的に摂ってダイエットに活かすことも不可能だと言えます。

<酵素栄養学の主張:潜在酵素(代謝酵素と消化酵素)には限りがある>
酵素栄養学の主張として、人体から分泌される潜在酵素(代謝酵素と消化酵素)には限りがあり、その生産量は限りがあるという解説があります。
そして、潜在酵素は食物から酵素を補うことで、相対的に潜在酵素の量を増やすことが可能だとしています。
先程の解説の通り、口から摂取した酵素により、体内の酵素を補うことは不可能ですのでまず誤りだと言えます。

消化酵素などを食品の酵素で補うことで、相対的に潜在酵素の節約となり、代謝酵素に余力を回せるという解説もなされています。

人体に代謝に関わる酵素と消化にまつわる酵素はそれぞれ存在します。
ですが、1日の体内で分泌される酵素の総和に限りがあるという科学的な検証は一切なされていません。
(体内で分泌される酵素の総和に限りがある事を検証できていない以上、消化酵素を節約することで、代謝酵素の量が増やせることも同じく明言できません。)

以上が酵素を積極的に摂ることでアンチエイジングやダイエットなどの効果は無いと言える根拠です。

注目すべき点は酵素栄養学や酵素の効果を言及しているのは、数名の特定の医師のみです。

また、トクホ(特定保健用食品)や機能性表示食品など、科学的な検証がなされた上で一定の効果を言及できる、いわゆる「国のお墨付き」があります。
このお墨付きは、科学的な研究データなどを踏まえた上で承認されます。

そのようなお墨付きをもらうことで事実商売としても売りやすくなるなどのメリットがあるため、企業はトクホなどの取得に多額の研究開発費をつぎ込み商品開発を行っています。
中には恣意的なデータなのでは?と思わないでもないものもありますが、少なくとも科学的なアプローチをした上で、そのデータは世間に公表され、更なる検証がなされます。

酵素栄養学は数十年の歴史があるにも関わらず、(特定の医師だけの意見でなく)科学的なアプローチが進まない事は、その論に大きな欠陥があると言わざるを得ません。
(酵素栄養学自体が、現代科学で完全に反証できるため、科学的なアプローチが進まないとも言えます。)

もちろん、野菜などの食物に含まれるタンパク質から分解されたアミノ酸を十分に取ることは健康とも関わりがあります。
(人体に必要な20種のアミノ酸のうち、体で作り出すことのできない必須アミノ酸は食物から摂取する必要があり、不足すると代謝にも影響を及ぼします)

ですので必要な栄養素を十分に摂取する事は正しく美容や健康の助けとなりますが、取り立てて酵素を摂ることが健康や美容の助けになるとは言えません。

グリーンスムージーのダイエット効果はカロリーに注目すべき

グリーンスムージーのダイエット効果は酵素ではなく、カロリーに注目すべき
以上が「酵素の摂取=ダイエットの成功できる・痩せるは間違い」の解説でした。

ではなぜ、当サイトでグリーンスムージーや粉末のグリーンスムージーをオススメするのでしょうか?

<グリーンスムージーをダイエットにオススメする理由>
・ダイエット中に不足しがちなビタミン・ミネラルを補える
・置き換え食として推奨できる
・(糖質が控えめ)
・食物繊維による便通の改善
・腹持ちがある程度よい
・ダイエット中の甘味としても有用

最後の「置き換え食として推奨できる」が一番のグリーンスムージーをオススメする理由です。

特に粉末のグリーンスムージーは、カロリー・糖質が低めで、腹持ちがよくなるようにこんにゃくの成分であるグルコマンナンやチアシード入りなど、様々な工夫がなされています。

糖質が控えめと記載しましたが、生の野菜や果物から作るグリーンスムージーはレシピによってはかなりの糖質量となります。
(果物多めのレシピにすることで糖質量は基本的に増えます)

粉末のグリーンスムージーは様々な工夫により、カロリーと糖質量をおさえています。

よく売れている健康食品の例として、「酵素ドリンク」があります。
先ほどの解説の通り、酵素を口から摂取した効果は無いとすると、酵素ドリンクの効果は置き換え食としての効果となります。

酵素ドリンクで置き換えダイエットなどを行った人で事実痩せた人はいます。
ただ、それは酵素ドリンクの効果というよりは、低カロリーな栄養ドリンクで置き換えダイエットを行った結果だといえます。

酵素ドリンクのデメリットとして、グリーンスムージーと比較した場合に腹持ちの観点からあまりオススメができません。

シンプルにいえば、必要な栄養を補いつつ、低カロリーで低糖質かつ腹持ちの良い食事に変更できるから「粉末のグリーンスムージー」はダイエットに効果的だと結論づけています。

グリーンスムージーは結局置き換えダイエットしての効果を期待すべき

当サイトは「健康的なダイエット」をコンセプトとしており、運動方法や食事方法を中心にご紹介しています。

例外はありますが、基礎としている考え方としては「消費カロリー > 摂取カロリー = 痩せる」です。(一部の例外:遺伝的要因、体質、ホメオスタシス、そのほか糖質制限など純粋に摂取・消費カロリーだけが減量と関わる要因ではありません。)

※一部の例外の詳細
糖質制限や炭水化物は血糖値の上昇に直結し、体脂肪に変わりやすいとされています。
(同じ摂取カロリーであったとしても、炭水化物が多い食事か、タンパク質の多い食事かによって血糖値への影響に差があります)

ただ中長期での体脂肪率には影響が無く、長い目で見た時には摂取カロリーと消費カロリーのバランスを取ることがダイエットに取って大切だという研究結果もあります。

シンプルに考えると「痩せるためには、軽めの運動を行いつつ、食事の摂取カロリーやバランスを正すことが大切」だと言えます。

その他にもホメオスタシス(恒常性の維持)という人体自体が痩せないように働きかける機能などもありますので、一概にカロリーを抑えただけで誰しもが同様に痩せる痩せるとは言い切れません。
(◯kcal抑えたから◯kg痩せるとは言えません。)

ですが、健康的に体重を減らすと考えた際に正しい行いは「1.運動習慣を身につけ、2.食事の摂取カロリーやバランスを正すこと」であることは間違いありません。

この2つがダイエットにとって間違いなくプラスだという事を理解している方ばかりだと思います。

ただ、この「正しいと分かっている事」を「継続すること」が非常に難しいのが人間でもあります。

そこで、当サイトでは痩せるための手法として『1.身につけやすい運動習慣』『2.変えやすいところから食生活の変更』の具体的な手法を多数ご紹介しています。

2.の『変えやすいところから食生活の変更』のひとつとして、「1日1食の置き換えダイエット」を当サイトでは推奨しています。

別記事では置き換え食でオススメの食材の一覧などもご紹介していますが、グリーンスムージーに関して言えば、先程の項目にも記載した通り、必要な栄養を補いつつ、低カロリーで低糖質なため、ダイエットに役立てることが可能です。

ここまでご覧頂いた方はご理解いただけるかと思いますが、低カロリー・低糖質であったとしても、過剰摂取はNGです。

ミネラル酵素グリーンスムージーの効果とは?

以上の結論からミネラル酵素グリーンスムージーを当サイトとして推奨しています。

【アサイーベリー味】用

理由は、シンプルに「低カロリーだから!」です。

他の粉末グリーンスムージーですと、倍程度のカロリーのものもありますが、ミネラル酵素グリーンスムージーは1食分約23kcalと非常に低カロリーです。

ミネラル酵素グリーンスムージーもそうですが、他社製のグリーンスムージーでも「酵素配合」をメリットとして挙げている商品が多く見られますが、前出の通り効果は無いと判断できます。
(可能性はゼロではありませんが、酵素の効果を期待して食べ過ぎたり飲み過ぎの原因となるのであれば、ダイエットに関しては間違いなくマイナスです)

粉末のグリーンスムージーでダイエットに失敗した?

粉末のグリーンスムージーでダイエットに失敗した時のチェックポイント
もし過去に粉末のグリーンスムージーでダイエットに失敗した経験がある方は以下をチェックしてみてください。

1.グリーンスムージーを飲み過ぎていないか?
2.グリーンスムージー自体のカロリーをチェックしてみる。
3.その他の食事で変化は無かったかチェックしてみる。

私が調べた所、粉末のグリーンスムージーは1食分20~60kcal程度が目安です。

どの商品でも、ある程度カロリーが低いとはいえ、食べ過ぎは結局のところダイエットとは真逆となります。

また、粉末のグリーンスムージーは大抵人工甘味料により甘味を出しています。

私のスタンスとしてはある程度の人工甘味料であれば問題ないと判断していますが、人工甘味料でも肥満リスクを高めるとする研究結果がありますので、過度な摂取は肥満に繋がる可能性が高いといえます。

「酵素が入っているし健康的!」、「ダイエットになる!」と思い、ガブガブ飲んでしまってはダイエットに失敗します。

<グリーンスムージーでダイエットを成功させる目安>
個人差はありますのであくまで目安ですが、以下を意識してみてください。

1.朝かお昼をグリーンスムージー1食分で済ます
2.夜ご飯はいつも通り
3.どうしても空腹に耐えられない時はもう1食分のグリーンスムージー
4.軽めの運動を心がける

4の運動に関しては、何もジョギングなど激しい運動でなくて良いので、日々の通勤や通学の歩きをまず早歩きにしてみましょう。
可能な範囲でストレッチや軽めの筋トレを加えられるとベストです。

グリーンスムージーをダイエットに活かすには「酵素に注目」でなく、「置き換え食としての活用」です。

ですのでカロリーや糖質がある程度控えめで、腹持ちが良ければいいんです!

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自作のグリーンスムージーを作る際のレシピやダイエットに活用する際の注意点などは過去記事もご参照ください!

痩せるスムージー!グリーンスムージーのダイエット効果とレシピ20点