疲れに効く!疲労回復に役立つストレッチ方法

あーーー疲れたーと思った時って皆さんどうしてますか?背伸びをぐぐぐーっとしてカラダを伸ばしたりしてるんじゃないでしょうか?例えば、オフィスワークをしたあと、自然と伸びをしていませんか?私たちの身体は自然とその疲労を和らげる方法を知っているのですね。でも疲労回復になぜストレッチがいいのでしょう?今回はその理由と、疲労回復に役立つストレッチ方法をご紹介致します!

ストレッチがなぜ疲労回復に役立つのか?

疲労回復になぜストレッチが効果的なのか?細かく言うと理由はいくつかありますが、根本的にたどり着くところはただ一つ、血流を増加させることです。血流が増える事でより酸素や栄養を細胞に届ける事が出来ると同時に、体に溜まった老廃物を流してくれる効果が期待出来ます。ストレッチは滞ってしまった血流や老廃物を促すことが出来るので疲労回復に繋がるのです。

疲労回復に役立つストレッチ方法

今回ご紹介するストレッチですが、実は行う順番も大切なんです!
その理由については記事の後半でご紹介しますので、ひとまずご紹介の流れでストレッチを実施してみてください。

①寝たままのハムストリング~ふくらはぎストレッチ
寝たままのハムストリング~ふくらはぎストレッチ
1)仰向けに寝て両膝を伸ばします
2)片足を挙げていき、
3)これ以上挙げられないと思ったらそこでストップ。手でおさえます
4)足首を曲げ伸ばしします。伸ばすとふくらはぎや膝の裏がピーンと伸びるのが感じられると思います
ふくらはぎストレッチ:足首の動き1ふくらはぎストレッチ:足首の動き2
5) 足首を大きくグルグルと時計回り、反時計周りにまわしていきましょう
6)足を交互に入れ替えて、片足30秒ずつ程度を3セット繰り返します

②寝たままお尻のストレッチ
※壁を使うとより効果的に行なえます
寝たままお尻のストレッチ
1)片足は挙げたまま壁に当て、反対の足を写真のように乗せます
2)膝を手で押すことでより股関節や臀筋群をストレッチすることができます
3)そのまま足首をグルグルと時計回り、反時計周りにまわしていきましょう
4)足を交互に入れ替えて片足30秒ずつを3セット繰り返します

③立って前屈/後屈
寝てストレッチを行ったら次は立ってストレッチをします。
1)足は肩幅に開き、膝は軽く曲げて息を吐きながら前方へと倒れていきます。
立って前屈
2)ゆっくりと体を起こし、仙骨を支えるよに手を当てたら後ろへゆっくりと反り返っていきます。
立って後屈
3)一つ一つの背骨の間隔を広げてから反り返るとより綺麗なカーブを描いて反ることが出来ますし、腰への余計な負担が減ります。

④背伸びから側屈
そして側屈です。
1)手を組んで裏返しにし、両手を高く伸ばします。

2)背骨一つ一つの隙間の間隔が広がるように意識しながら、左右に体が弧を描くようにストレッチしていきます

疲労回復に役立つストレッチ方法のまとめ

このストレッチ方法、実は順番に意味があります。まず、疲労したときというのは足元に血液が溜まりやすいもの。筋肉のポンプの機能もおとろえ、足元に溜まった血液を心臓へ戻す力が弱くなると考えられます。そこで、寝っ転がって足を上げることにより、血液を心臓へと戻す働きを促します。さらに、足首を回すことでふくらはぎの筋肉を使い、より下半身に溜まった血液を流します。今度はその心臓に戻って酸素や栄養をたっぷりと含んだ血液を全身に行き渡らせるために、立ってストレッチをするのです。このように、同じストレッチでも目的によって体勢や順番を帰る事があります。身体の仕組みの根本を考えてストレッチや運動を行うと、より効果が高まりますので、是非お試しくださいね。

<著者プロフィール>

背伸びから側屈

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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