アメリカの大学を卒業後プロバスケットボールチームのヘッドストレングスコーチ(アスリートのパフォーマンス向上と障害予防を目的とした指導やエクササイズプログラムの作成を行う職業)を務めた後、フリーのパフォーマンスコーチとして活躍する今田さんにキネシオテープについての解説をお願いします。

今回は「ふくらはぎの働きについて」と「ふくらはぎへのキネシオテープの貼り方」をご紹介いただきます。

こんにちは!
今回はキネシオテープをふくらはぎに貼る方法をご紹介しますが、少しだけふくらはぎというものはどういうものか?を簡単にご説明します。

キネシオテープを使う前に知っておきたい“ふくらはぎ”

ふくらはぎの筋肉は2つの筋肉(腓腹筋/ヒラメ筋)から構成されています。

つま先立ちになったりするとモリモリっと盛り上がる筋肉が腓腹筋です。その下にヒラメ筋という筋肉があり、その名の通り平べったく腓腹筋の裏に隠れています。

ふくらはぎの筋肉は激しい運動をするとつったり肉離れを起こす部位で、特に跳んで着地したり急激な方向転換をする時などに大きな負荷がかかります。

スポーツをしていてふくらはぎがつった!という経験をされた方は沢山いることでしょう。
統計的にふくらはぎの怪我は女性よりも男性の方が起こりやすいそうですが、女性の場合はむくみに悩まされてるいる方も多く、男女共にふくらはぎには悩まされているのが現状です。

さらに、ふくらはぎは足の血液を心臓に送り返すという大事なポンプとしての役割を担っていますので、筋肉が弱ったりむくんでたりすると身体全体に影響が出てくる可能性があります。

なのでふくらはぎをしっかりとケアするというのは実は大事なことなのです。
ということで!今回はふくらはぎをサポートするテーピング方法をご紹介致します。

女性に嬉しい、ふくらはぎのむくみを軽減するキネシオテープ

準備するもの:
約20cm キネシオテープ ×2

一人ではなかなか貼りにくいので誰かに手伝ってもらいましょう。
アキレス腱ストレッチをした状態で貼っていきます。

① キネシオテープのアンカーとなる部分の裏紙を捻ってちぎり、アキレス腱の横に置くように貼ります。

② また裏紙を剥がしつつ、そこから25%(100%が思いっきり伸ばした状態)キネシオテープを伸ばしつつふくらはぎに貼っていき、
ふくらはぎへのキネシオテープの貼り方

③ 最後の数cmはアンカーのようにテープは伸ばさずに置くように貼ります。
同様にもう一枚貼ります。
ふくらはぎへの貼り方:完成
これで完成。

最後にテープを擦ることで、摩擦熱が生じて粘着性が高まりますので、剥がれにくくなりますよ! 

怪我したふくらはぎの痛みを軽減するキネシオテープの貼り方

上記のテーピング法でも痛みを軽減させることが出来ますが、より痛みを軽減させることに特化した貼り方もご紹介したいと思います。スポーツしてる方には必須の方法です。

準備するもの
約20cm キネシオテープ×1
約20cm Y字キネシオテープ×1

先ほどのむくみ対策のテーピング法と同様、アキレス腱をストレッチした状態でスタートします。

① キネシオテープの端の裏紙を破り、カカトから約10cm上のアキレス腱上にアンカーを置くように貼ります。

痛みを軽減するふくらはぎへのキネシオテープの貼り方
② 残り数cmまで裏紙を剥がし、置くように貼っていきます。一切テープが伸びないように貼るのがポイントです。

③ 次に、Y字のキネシオテープの根本の裏紙を剥がし、先ほどのアンカーを貼った位置よりも数cm下に貼ります。
2

④ Y字の枝を、最初に貼ったテープの脇に沿うように貼ります。痛みがある位置の上を通るようにして、これもテープが伸びないように、先に裏紙を剥がしてから置くように貼ります。

⑤ 2本目の枝も同様に貼ります。
ふくらはぎの痛み緩和に役立つキネシオテープの貼り方:完成図

これで完成です!

キネシオテープ活用のための豆知識

キネシオテープには大きく分けて2つの貼り方があります。

①テープを伸ばさずに貼る=痛みを軽減させ、血流やリンパの流れを良くする
②テープを伸ばして貼る=筋肉の働きをサポートして、張りを軽減させたり負担を減らす

なので自分の症状に合わせてどちらが適切か考えて貼るとより効果的です。
キネシオテープを活用して健康な身体を手に入れ、運動も人生も楽しんじゃいましょう!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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