握力を鍛えるためのトレーニング方法

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2018年6月1日

皆さんこんにちは! 

中学校や高校の時にスポーツテストで握力を測った事はありませんか?私の同級生の中では高校の時に握力が60〜70kgの友達がいて、握手をした時に手を潰されそうになって事があります 笑。また、その頃ちょうど握力80kg以上でりんごを手で粉々に潰せるという噂がたってからはみんな握力を鍛えようとした時期がありました。

そんな握力、実は寿命にも関係していると言われていて、握力が5kg減少するごとに死亡リスクが16%上がるというデータもあります(別サイトリンク www.agingstyle.com/2015/06/05000292.html)。

一つの研究の結果ですがそんな事言われるとドキっとしますよね!
今回は握力を鍛えるためのトレーニング方法を皆さんにご紹介したいと思います。

握力を鍛えるトレーニング方法

①ハンドグリップ
【リハビリテーション用】 デジフレックス(ハンドグリップ) (強度0.7kg(黄色))
一番簡単なのがこのハンドグリップです。高校の時に流行っていたのかよく先輩が持っていました。様々な硬さがあり、一般的に売っているのは簡単に握れてしまうので大幅な握力アップには繋がりません。

ヘビーグリップス(Heavygrips)というブランドのものは100lbs, 150lbs, 200lbs, と50lbs刻みでなんと最大350lbsまであります(1lbsが約453g)!

②ラケット競技
ステップアップソフトテニス基礎編 [DVD]
鍛えよう!と思って鍛えなくても楽しくスポーツをしながら握力を鍛えられるのがテニスやバドミントン等のようなラケット競技です。ラケットを強く握るため、自然と握力が強くなっていきます。トレーニングではないので全身運動をしながら鍛えれるのがいいポイント。しかし、利き腕しか強くならないという難点が。。。

③ パワーボール
こちらも筋トレというよりは楽しんで握力を鍛えるツールです。これも昔凄く流行りましたが皆さんは知っていますでしょうか?ジャイロ構造になっていてうまくぐるぐると回すと遠心力が発生し、球がどんどん手の中で暴れだすのでそれをコントロールしながら回す事で握力がつきます。球がうまく回るまでにコツが必要ですが楽しいので一時期とてもハマりました。

④指立て伏せ
ターザン 2015年 5/14 号 [雑誌]
腕立て伏せを指を立てた状態でやります。よくブルース・リーやドラゴンボール等で見かけるあれです。握力は指を曲げる力ですから、指を鍛えることで握力がアップします。指を痛めないように加減してやってみましょう。

握力のトレーニング方法まとめ

テニスなどラケットを使った競技をする方、柔道など相手を掴む必要のある格闘技、ロッククライミングやボルタリングなどを行なう方は、握力そのものが競技とも関係ありますが、一般的には握力は普段鍛えようと思わない箇所かと思います。

鍛えるツールは何気に皆さんご存知だったのではないでしょうか? とくにパワーボールは興味深いので一度試してみてくださいね!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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