顎のストレッチ方法

2016年12月23日

ストレッチは前屈や股割りだけではありません。実は顎のストレッチとかもあるんです。でも顎のストレッチって何のためにやるのでしょう?以外と気にしたことのない顎は身体に多くの影響を与えると考えられています。中には顎だけを研究している理学療法士の方がいるくらいです。そんな未知な顎の世界ですが、顎が固まっていくとどのような事が起こってしまうのか?それを予防するためのストレッチ方法を皆さんにご紹介していきたいと思います。
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顎の筋肉は身体の何に影響する?

顎の筋肉は噛み合わせに影響するのは皆さん御存知だと思います。左右の顎の筋肉のバランスが崩れると自然と噛み合わせが悪くなり、次第に歯のすり減り具合に差が出てきたり、噛んでいる歯だけに負担がかかるので欠けやすくなったりもします。

さらに、以下の画像をみて頂けたらわかるように、顎の筋肉は首の筋肉と隣接しており、さらには肩や首にまで影響しやすいのがわかると思います。ということは顎の筋肉は頭痛や肩凝りにも影響している事も十分考えられるのです。

顎のストレッチ方法

1)まずは口を ア と言う口の形で大きくあけましょう。そのまま顎を少し下げて10秒ほど止めておきましょう。
顎のストレッチ方法:ア と言う口の形で大きくあける

2)次に顎を前に出します。アイーンやアントニオ猪木のものまねの様な形です。10秒ほどそのまま止めておきます。
顎のストレッチ方法:顎を前に出してアイーン

3)顎を前につきだしたまま、上をむいて首の前側も一緒にストレッチしてみましょう。先ほど顎の筋肉と首の筋肉は非常に相関関係にあるとお伝えしました。ですので、同時に両方ストレッチするとより効果的です。
首の前側もストレッチ

4)正面を向いて顎を左右に動かします。動きが悪い場合は自分の手で少し押してあげましょう。
正面を向いて顎を左右に動かす

5)大きく口をあけて ア の口を作りましょう。そのまま大きくあけたままの感覚で口を横に イー と動かします。 ア イ ア イ と大きく口を動かしましょう。

6)同じように ア と大きく口を開けたら、今度は下顎を前に突き出しながら イ の口をつくりましょう。

顎のストレッチ方法のまとめ

顎の関節が緩い方は大きく動かし過ぎると外れてしまうこともありますので注意してくださいね。私は偏頭痛や肩凝りのときに顎のストレッチをよくします。するとしばらくしてふと偏頭痛が薄れていくことに気付くのです。それだけでなく、肩凝りや肩甲骨周りがだるいときも同じようにやっています。顎のストレッチなんて出来るの?って思っていた方もいるかもしれませんが、是非頭や首周りが疲れたときには顎のストレッチを取り入れてみてください。

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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