スタンディング・クロスクランチをダイエットに活かす!そのやり方と効果とは?

よくエアロビクス等で見かけるこのスタンディング・クロスクランチ。名前は知らずとも見たことはあるという方がほとんどだと思いますが、皆さんは実際にやってみたこと有りますか?実はこのエクササイズは腹筋もそうですが身体の使い方の理にかなっている種目だと思います。その理由も含め、ダイエットにどのように活かしたらいいかをご紹介していきたいと思います!

まずはやってみよう!スタンディング・クロスクランチのやり方

やり方はとっても簡単です。
1)まずは右手を斜め上に上げて
スタンディング・クロスクランチ1

2)左足を浮かしたら
3)右肘と左膝を引き合わせるように近づけます
スタンディング・クロスクランチ2

4)おへその前あたりで肘と膝がくっつくようにしましょう
スタンディング・クロスクランチ3

5)元に戻したら反対側も同様におこないます

簡単ですよね?

意識しないと行けないポイントは数点

*背筋は起こし、肘と膝をつけるために身体を丸めるわけではない
*身体が斜めに倒れたりしないようにする
*バランスが崩れないように自分の軸をぶらさないように意識する

まずはゆっくりと行い、フォーム習得をしましょう。ちゃんと出来ていると思っていても、鏡を見たら身体が歪んでいたなんて事はよくあることです。動作を正しく行う事が身体の機能を効率よく高めてくれます。

負荷自体はそれほどないのですぐに慣れてしまう種目だとは思いますので、まずは15-20回×3セットを目安にスタートさせてみて下さい。

スタンディング・クロスクランチをダイエットに活かすには?

1)背筋
2)腹筋 (斜腹筋も含む)
3)股関節周りの筋肉

の3つはまんべんなく鍛えてくれるので、ダイエットをしている方にとっては取り入れてもいいエクササイズのバリエーションの一つです。綺麗な姿勢を手に入れる事で身体の代謝が上がることもそうですが、背筋を伸ばしたまま膝を高く上げる事で大腰筋と呼ばれる筋肉が使われて他のエクササイズをするための土台となります。

フォームを維持出来ている限りはスピードはゆっくりでもいいですし、アップテンポにしてもいいので有酸素運動の一部としても使う事が出来ます。

また、体幹部の捻じり動作がありますので、斜腹筋なども鍛えることが出来ます。斜腹筋は腹横筋とともにコルセットの様な役割をしていて、くびれの部分を引き締めてくれる筋肉ですのでダイエットをしている方は注目したい部分なのではないでしょうか。

まとめ

是非一度試してみて下さい。しばらく運動から遠ざかっていた人は意外にきついと感じると思います。この運動が楽になるまで続けてみましょう!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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