【太りやすいお酒・太りにくいお酒】ダイエット中の飲み方のコツ

2018年6月1日

ダイエット中とは言えお酒好きの方は中々控えることは難しいのではないでしょうか。

日頃のストレス解消や気心の知れた友人や家族と飲むお酒はなかなか手放せないですよね…。

場合によっては好きで無くともお仕事やお付き合いでどうしても飲み会に参加しなければいけない時もあるかもしれません。

そんなダイエット中のお酒との付き合い方をご紹介します。

ダイエット中だからといって無理に断酒すると逆にストレスの原因にもなりますので、適量を太りにくい方法や太りにくいお酒に変えてみませんか。

*本記事は未成年の方の飲酒を勧める内容ではありません。
*お酒は二十歳から!

エンプティカロリーとお酒の関係

お酒やアイス、飴などはエンプティカロリーとされています。

エンプティカロリーと聞くと食べたり、飲んだりしても太らないと感じますが実際はそんなことはありません。

実際の意味は栄養素がほとんど無いにも関わらず、カロリーが多い食品を指します。

アルコール自体にカロリーがあり、アルコール1gあたり7kcalとされています。

このカロリーは体に吸収されて脂肪などに変換されないエネルギーです。

お酒を飲むと体は優先的にそのカロリーの消費を行います。

そのため、その他に摂取したカロリーの消費が後回しとなります。

参考:公益社団法人 日本栄養士会(www.dietitian.or.jp/consultation/i_05.html)

アルコールと食欲増進効果

お酒が好きな方は体感としてご存知だと思いますが、お酒を飲むと食欲が増します。

理由は血液循環が良くなり、胃液の分泌量も増えてしまうため食欲が増します。

またビールやスパーリングワインなどの発泡性の炭酸ガスが含まれるお酒は胃壁を刺激するため、更に食欲を増しやすいと言われています。

ビールの場合は苦味成分も食欲の増進効果があります。

ビールは特に注意が必要です…。
(暑い夏は美味しいんですけどね……)

飲んでも太りにくいお酒

太りにくいお酒は一言で言えば蒸留酒です。

◆蒸留酒

  • ウイスキー
  • ブランデー
  • 日本酒
  • ウォッカ

最近では糖質オフ、糖質ゼロの発泡酒なども発売されていますよね!

ダイエットに最適!いくらでも飲んでいい!と思ってしまいがちですが注意が必要です。

お酒のカロリーは糖質(糖質)と先ほども紹介したアルコール自体にカロリーがあります。

ですので糖質が入っていない、もしくは糖質オフの商品でも基本的にはカロリーがあり、お酒からとったカロリーは体で優先的に消費され、その他の食べ物からとったカロリーの消費は後回しにされます。

そのため、蒸留酒であっても食事とともに沢山飲んでしまうと太りやすくなってしまいます。

ダイエットの事だけを考えると「アルコール全般は飲まない方が有利」という事は間違いありません。

太りにくいおつまみを選ぼう

アルコールを飲んだ時の食事は体に溜め込まれやすいということがこれまでの内容でご理解いただけたと思います。

対処療法的ではありますが、お酒と共に食べるおつまみや食事に注意をすることもお酒を飲んだ時に太りやすくしないためのポイントと言えます。

基本的には低カロリーで塩分の少なめのおつまみを選びましょう。

  • 枝豆
  • お刺身
  • 豆腐
  • 酢の物
  • 海藻類
  • こんにゃく
  • 生野菜
  • きゃべつ
  • ちくわやかまぼこ

飲んでも太りにくくするポイント

飲酒時のおつまみや食べ物に気を配ることも大切ですが、その他にも飲んでも太りにくくするためのポイントがいくつかあります。

・冷たいお酒を飲み過ぎない
・水分補給を十分に
・強いお酒を避ける
・塩分過多にならないように注意する

キンキンに冷えたビールは暑い夏にぴったりですが体を冷やすことで代謝が落ちてしまいがちになります。

水分をしっかり取ることで体内のアルコール濃度が薄まり、アルコールを体外に輩出する助けをし、肝臓や胃腸への負担が減ります。

以上です。

いくら太りにくいおつまみを選んでも、太りにくいお酒を選んでも、太りやすくなる要員の一つには違いありません。

ですのでお酒を飲み過ぎた後は食べる量を少し控えたり、週末に運動するなどして帳尻を合わせるようにしましょう。

あとは肝臓の機能を保つためにも週2回位の休肝日も大切です!