首のリンパをマッサージする方法〜痛みや腫れがある場合は注意!

首の周りにはリンパが沢山あります。

耳の後ろから鎖骨側にかけて優しくマッサージすることで、老廃物の代謝が促され、肩こりの解消やむくみの解消に役立ちます。

お肌にハリを取り戻す効果もある首周りのリンパマッサージの方法とこの近辺の痛みや腫れがある場合の注意点などをご紹介します。

フェイシャルマッサージなどの効果を高めるウォームアップのマッサージとしても有効ですので、最近流行りのかっさマッサージや小顔になるためのマッサージ前、小顔エクササイズの後などに首のリンパマッサージを行う習慣をオススメします!

首のリンパマッサージの方法

リンパ周辺はデリケートですので、力任せにグイグイと押しこむようにマッサージするのではなく、優しくさするようにマッサージをしましょう。

お風呂前や入浴中でしたらマッサージ用のオイルやクリームの活用も滑りが良くなり、お肌への負担が減りますのでオススメです♪
首のリンパマッサージ

1:まず最初に鎖骨周辺のリンパをほぐします。
鎖骨周辺は静脈と合流し、心臓へと戻るリンパ節の中でも大切な部分ですのでまず最初にほぐしてあげることで出口へのリンパの流れが良くなります。

2:腋の下側にあるリンパ節(腋窩リンパ節)をほぐします。

3:耳の下側から首筋へとかけてリンパを流します。
疲れを感じた日や肩や首のこりなどを感じた日はもちろんですが、定期的に体のメンテナンスの一環として週3〜5回ほどマッサージを行うことをオススメします。

首のリンパ周辺の痛みや腫れがある場合

本記事では首のリンパマッサージの方法をご紹介しましたが首のリンパ周辺に「痛み」や「腫れ」、「しこり」などを感じた際はマッサージを行わないようにしましょう。

リンパの腫れには【生理的な腫れ】と【病気が起因する腫れ】があります。

・生理的なリンパの腫れ
風邪や歯周病等による一時的な腫れの可能性があります。

・病気が起因するリンパの腫れ
ウイルス性の感染症や細菌性の感染症

首の周りにしこりがあり歯周囲炎や咽頭炎、せき、鼻や耳などの感染を起こしたような症状が出ている場合は感染症によっておこった反応性リンパ節腫脹が考えらます。 首の周りにしこりがあり石のように硬く触っても痛みも違和感も感じなく、しこりを動かそうとしても周囲の組織と癒着して動きが悪いときには悪性腫瘍の転移の可能性があります。

引用・参考:一般社団法人 日本呼吸器学会 首にしこりがある、あるいは、首のリンパ節が腫れているといわれました

しこりや痛み、腫れが引かない場合などは内科などの診断を仰ぎましょう。