えごま油ってご存じですか??

調理油としての活用のみではなく、サプリとして直接飲む商品などもあり、ご存知の健康意識の高い方も多いのではないでしょうか。

そんなえごま油の健康効果などについてご紹介します。

えごま油とは?

創健社 えごま一番 (しそ油) 270g
「ごま」とあるので「ごま」から抽出した油の「ごま油」と勘違いしてしまいそうですが、シソ科の植物から抽出された油が「えごま油」です。

古くは日本の代表的な食用油として使われていました。

90年代後半に必須脂肪酸のαリノレン酸が豊富に含まれていることがわかり注目を浴びています。

シソ油と呼ばれることもあります。

えごま油はαリノレン酸が豊富

えごま油は不飽和脂肪酸の多価(ω3系)脂肪酸が豊富に含まれています。
えごま油は不飽和脂肪酸の多価(ω3系)脂肪酸

その他の食用油の中でもダントツにαリノレン酸を多く含んでいることがわかります。

引用:(財)日本油脂検査協会「平成20年食用植物油脂JAS格付検査報告書

αリノレン酸の効果

  • ・アレルギー体質の改善
  • ・がん予防
  • ・高血圧の予防
  • ・心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを下げる

ω3系の脂肪酸はαリノレン酸の他、EPA・DHAなどがあり、青魚などに多く含まれています。

これらの脂肪酸が不足することで皮膚炎などの原因となります。

αリノレン酸は体で合成することが出来ないため、必須脂肪酸とされており、αリノレン酸の一部はEPAやDHAに変換されます。

そして、中性脂肪の低下、血栓の予防などの生理作用をもたらし、生活習慣病の予防に役立ちます。

参考:厚生労働省 脂質

えごま油の注意点

  • ・前立腺がんのリスクを上げる可能性がある
  • ・酸化に注意
  • ・摂り過ぎはもちろん太る

・前立腺がんのリスクを上げる可能性が示唆されています。
参考:大和薬品株式会社 ドクターからの健康アドバイス>前立腺がんに対する戦略

男性は過剰摂取には特に注意が必要です。

・えごま油などの不飽和脂肪酸は酸化しやすい特徴があります。
酸化した油はアトピーなどの一因や発がん性が懸念されています。
室温で28日間保管をした際に、大豆油(サラダ油)などと比較して自動酸化しやすいという研究結果があります。
商品の開封後は冷蔵庫などで保管する必要があります。
また、油の酸化は加熱によっても起こります。
揚げ物などに使った際の加熱による油の酸化が気になる方もいるかもしれません。
180℃で24時間〜168時間加熱した実験では酸化率は大豆油よりも低い結果が出ています。
(揚げ物の適温は150~180℃)

ですので、えごま油は揚げ物に使うことも可能です。
(常温での劣化は早いため、一度使った油の再利用には不向きと言えます。)

また、価格が高いので揚げ物など、一度に多量を必要とする調理方法には不向きとも言えます。

参考:名古屋文理大学 食用油の加熱劣化の評価 (PDF)

・摂り過ぎはもちろん太る
えごま油もその他の食用油と同じく1gあたり9kcalです。
先ほどの厚生労働省の資料でもω3系脂肪酸の目標摂取量を1日1g以上(EPA及びDHA)と定めています。
健康のためと沢山の油を摂取してしまうと逆効果です。
(先ほどの図でもありましたが、えごま油にも飽和脂肪酸なども含まれています)

青魚が足りていない…、と感じるときなどにドレッシングなどで摂るなどに留めることをオススメします。

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