皆さんこんにちは

今回はチアシードについてです。
チアシードって何?という方が殆どだと思います。
実際日本では徐々に注目を集めていますが、まだまだ知られていません。
しかし、アメリカの特に美意識の高いセレブやハリウッド女優の間で大人気になっていて、オーストラリアで栄養学を学んだミランダ・カーさんも愛用している事で有名です。
そんなチアシードについて見ていきましょう!

チアシードって何!?

〜力の種チアシード〜
それではチアシードについて説明していきます。
チアシードとはチアというメキシコ等の中南米で栽培されている植物の種です。
古代アステカの時代から高い栄養価の為に主要な栄養源として重宝されており、
「大さじ一杯だけで24時間持ちこたえられる」「チアシードと水さえあれば、人は生きていける」という言い伝えがある程です。
それだけでなく唾液生産の調整や、関節炎や皮膚の痛みを和らげる薬として使われていたそうです。
チア=力(ちから)、シード=種という所から名付けられたと言われています。
見た目は黒ごまに似ているつぶつぶした小さな種で、
水を吸うと数時間で10倍ほどに膨らみ、ゼリー状になります。

チアシードの栄養価

チアシードはまだほとんど認知されていないと同時に、日本では厚生労働省・文部科学省などで発表されている正確なデータがありません。販売しているメーカーのサイト等に成分が載っている物もありますが、
メーカーによって成分量に差異があるのが現状です。
今回はアメリカのUSDA(アメリカ合衆国農務省)のデータを参考にしています。
表ではチアシードで注目したい栄養成分をまとめてあります。

チアシードの栄養価

〜良質なたんぱく質〜
たんぱく質は2.5gですが、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。
アミノ酸スコアに関して正式に発表されているデータはありませんが、
あるメーカーが研究機関で調査した所アミノ酸スコア100点という結果が出ているとの事でした。
もちろん動物性の食品と比べた場合、含有量は低めですが、
植物性のたんぱく質としては十分おすすめ出来る質です。
動物性を避けている方にとってはとても有効的な食材です。

〜手軽さも魅力的な食物繊維補給源〜
現在の日本人は食物繊維、とりわけ水溶性食物繊維が不足しがちです。
一日の目標量の15%というと一見低く見えがちですが、
チアシードはほぼ無味で味の主張が少なく、料理に取り入れ安く
毎日のプラスワン食材としてとても魅力的です。
不溶性食物繊維に関しては、目標量の4割近くある為言うまでもなく有用でしょう。

〜見逃せないミネラル〜
日本人に不足しがちなミネラルも含んでいます。
チアシードのみで全てを補える程ではありませんが、それでも見逃せない量でしょう。食物繊維の説明の際にも記載しましたが、手軽に取り入れられる点でとても魅力的です。

〜豊富に含むα−リノレン酸〜
チアシードに豊富に含まるα−リノレン酸は必須脂肪酸に分類され
人間の体内では合成する事が出来ない為、食品等から摂取するしかありません。
脳や免疫を始め様々な箇所に影響を及ぼす重要な成分です。
リノール酸とα−リノレン酸のバランスが1:5である事が望ましいとされていますが、肉類、乳製品に偏った現代人のバランスは1:20になってしまっていて、α−リノレン酸が不足してしまっていると言われています。
そんな不足しがちなα−リノレン酸をチアシードでは、大さじ1杯で1日に必要なα−リノレン酸そ摂取する事が出来るのです!
α−リノレン酸は近年研究が進み色々な検証結果が報告されています。

・対肥満、対生活習慣病
血中の中性脂肪を下げる作用、血栓ができるのを防止する作用、高血圧を予防する作用があるといわれています。6年にわたってα-リノレン酸を食事からよく摂取した人は男女ともに、心筋梗塞のリスクが59%低下していたという知見があるそうです。

・対うつ病
2011年にアメリカのハーバード大学で発表された研究結果では10年間、のべ50,000人以上の女性を対象とした調査において、α−リノレン酸を豊富に摂取し、同時にリノール酸を控えることで、うつ病の発生が減少したとの事です。

その他にも、「がんの発生を抑制する」「アレルギー疾患を改善する」とも言われていて。今後の研究の進展が期待されています。

チアシードの食べ方は?

チアシードはほぼ無味・無臭とされていて調理する必要がなく、他の食材と混ぜるだけで簡単に使えます!
水分を含むと10倍ほどに膨らみジェル状になり、タピオカの様な食感が楽しめます。
シリアルに入れたり、スムージーに混ぜたり、サラダに振りかけたり、簡単に色々な料理に付け加える事が出来ます。

〜チアシードジェルの作り方〜
【材料】(1人分/1日)
・チアシード 15g
・水     150ml(チアシードの8〜10倍)
【作り方】
容器にチアシードと水を入れて混ぜ、冷蔵庫等に入れて20〜30分置くだけ

チアシード検証結果

栄養価が高い、食物繊維が豊富、ミネラルを含む、良質な脂肪酸を豊富に含む等ととても有用な食品である事は間違いありません。
しかし、あくまでプラスワン食材として有用なのであってチアシードだけ食べていれば痩せる、健康になるという事はありません。
また、食物繊維を豊富に含む事もあり、食べれば食べる程良いという事でもありません。1日大さじ1杯を目安にしましょう。

如何でしたでしょうか?
チアシードは上手く取り入れる事が出来れば、より良い身体を手に入れる為に心強い味方になる事間違いなしでしょう!

<著者プロフィール>
鵜沼 拓也

武蔵野調理師専門学校卒業。
在学中に第26回調理師技術コンクール全国大会に出場、Concour de Meilleur Commis de Service 3位入賞等の成績を残す。
卒業後、ミシュランの星を獲得するレストラン2店舗を含め多くのレストランを経営する株式会社AFJに就職。
品川の店舗にて修行を行う。
しかし、腰椎分離症により立ち仕事が困難となり現場より離れる。
その後、株式会社CORE N’ CODE代表の早稲田氏の元でリコンディショニングを行い回復する。
現在は株式会社CORE N’ CODEのスタッフとして、調理師、ジュニア野菜ソムリエ、ジュニアアスリートフードマイスターの資格で得た知識を活かし、活動を行う。
最近では様々な農家の方々や福祉農園とも交流持ち、食に対してトータル的にアプローチを行っている。
食の優先順位を変えるべく、食の持つ可能性を引き出し、価値観を変えて行く事を理念としている。

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