アメリカの大学を卒業後プロバスケットボールチームのヘッドストレングスコーチ(アスリートのパフォーマンス向上と障害予防を目的とした指導やエクササイズプログラムの作成を行う職業)を務めた後、フリーのパフォーマンスコーチとして活躍する今田さんにキネシオテープについての解説をお願いします。

今回は膝へのテーピングの行い方をご紹介頂きます。

膝が腫れて痛むんだよな~・・・そんな時!

健康は脚からといいますが、まさにその通りです。
脚が悪いと何をするのにも億劫になり、活動量も減ってしまいます。
痛くて痛くて行きたい所も次第に減っていき。。。なんていう悪循環へ。

健康のためにウォーキングやランニングを始める人も増えてきています。皇居の周りを走るのがブームというニュースを耳にしたこともあるくらいです。

しかーーし!せっかくはりきって走り始め、これから頑張るぞー!って思ったのにすぐ膝が痛くなってしまった。。。という方いませんか? 

今回は運動をして膝が腫れてしまったり、打撲で腫れた時にできるテーピング法をご紹介します。膝の腫れが早く引くので回復が早まりますよ~。

腫れを引かすキネシオテープのメカニズム

以前の記事でもご紹介しましたが、正しい方法でキネシオテープを貼ると、腫れを軽減させることができます。

キネシオテープを貼ることで、皮膚のシワをわざと凹凸が出来るように作ります。
皮膚に凹凸が出来て波々になると皮膚が引っ張られ、血管やリンパの通り道が広がります。

すると血流やリンパの流れが良くなり、老廃物もスムーズに流れます。回復に必要な栄養素も運ばれやすくなりますので、より早い回復が望めるというわけです。

皆さんもこのシワシワを膝に作ってみましょう!

腫れを軽減させるテーピング法:タコ足

準備するもの:
約30cm タコ足形キネシオテープ

テーピングをタコの足のように切ります。英語ではSquid(イカ)と呼んだりもします。
5本足を作りましょう。
キネシオテープをタコ足状に切る

① 膝をしっかりと曲げて皮膚を出来るだけ伸ばします。何気にこの曲げて皮膚をしっかりと伸すことがテーピングの仕上がりに大きく影響します

② テープの裏紙をピリピリっと少しだけ剥がし、アンカーとなる切れ目のないサイドを膝の内側に貼ります。貼る時にはテープを伸ばさないで、そっと置くように貼りましょう。
膝へのキネシオテープの貼り方

③ タコ足の部分を一本一本貼っていくのですが、テーピングを成功させるのにはいくつかポイントがあります。

✔テープは引っ張らず、垂らしながら置くように貼っていくことでシワが出来やすくなります
✔テープの粘着部分に触れないことで剥がれにくくなります
✔テープで膝をできるだけ広範囲にカバーするように貼る事でよりの血流を促す部分を広げる事が出来ます

テープが交差してしまっても気にしないで痛みや腫れのある部分の周りを大きくカバーするように貼っていきましょう

④ 5本ともテープを貼り終えたら、膝を曲げたままで手で擦ります。摩擦熱でより粘着性が高まります。

膝へのキネシオテープの貼り方:完成図
しっかりと剥がれないように出来たら完成です。膝を伸ばした時にシワシワが沢山出来ていたら成功です!

痛みを軽減させる簡単な貼り方:スター

キネシオテープは固有受容器の働きを利用することで痛みを軽減させる方法があります。

“固有受容器を利用する”ってなんだ?? っていう感じですが、簡単にいうと痛みのある部分に刺激を与えることで痛みを紛らわしてしまおう!ということです。

準備するもの:
約15cm キネシオテープ×2

① 用意したテープの裏紙の真ん中を破る
テーピングの貼り方

② 両端を引っ張ってその中心を痛むポイントに合わせて貼ります。この時にテープは80%伸ばして貼ります。最後の端の部分は置くように貼りましょう

③ 同じようにテープをクロスさせて貼ります
膝への簡単なキネシオテープの貼り方

④ 完成です!
膝へのキネシオテープ:完成図

膝が痛むな~っていう皆さん、是非この貼り方を試してみてください。

貼り方を組み合わせたりすることでより多くの効果が望める場合もありますので、その方法はいつかご紹介できたらなと思います。

怪我や痛みがないように皆さんが生活できることを願っています!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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