お尻の体幹部の筋肉:大臀筋・中殿筋・小殿筋のお手軽なトレーニング方法

2015年3月12日

お尻の筋肉はジャンプ力や足を振る際の動きに使われ、運動パフォーマンスとも関わりの深い筋肉ですのでスポーツをする方はもちろん、姿勢の保持・骨盤を支えるためにも使われる筋肉のため腰痛の方などにも関わりの深い筋肉の一つです。

スポーツのパフォーマンスを高めたい方の他、腰痛が気になる方、キュッと引き締まったお尻を目指してヒップアップを行いたい方にぜひ知っておいていただきたいお尻周辺の筋肉(大臀筋、中殿筋、小殿筋)の働きについて解説します。

今回はそれぞれの働きや腰痛などの関わりについての解説を中心にエクササイズをご紹介し、今後の記事でそれぞれの筋肉をほぐすストレッチや筋トレ方法をご紹介します。

お尻周辺の筋肉と腰痛との関わりについて

現代人の8割が腰に痛みを感じ、その痛みの原因が特定できていない方が多い傾向があります。

腰痛と聞くと腰回りの筋肉のコリや緊張によって発生していると考え、マッサージなどに通ったり、ご自身でマッサージする方もいるかもしれません。

実際の腰痛はその周辺の筋肉(お尻周辺の筋肉も含めて)の弱化や緊張、バランスが崩れることにより、血流の悪化・神経の圧迫などにより痛みが発生し、慢性化することに大きな要因の一つです。

大臀筋の図と働きについて

大臀筋の筋肉図

  • ・股関節を支える筋肉
  • ・骨盤の前傾を防ぐ

ランニングやジャンプ時、しゃがんだ状態から立ち上がる際などに使われます。

スポーツ時のパフォーマンスに大きく関わり、大臀筋が弱ることでお尻が垂れ下がってしまう影響などもあります。

中殿筋・小殿筋の図と働きについて

中殿筋と小殿筋の筋肉図

  • ・股関節を支える働き
  • ・姿勢の保持

小殿筋は中殿筋よりも更に下層にあり、股関節の回旋の働き(足を真横に振り上げる運動)をします。

どちらも歩行時のバランス保持に大切な働きをする筋肉です。

お尻に厚みをもたらせ、キュッと引き締まったメリハリのあるお尻にするためにはこの大臀筋と中殿筋が大きく関わります。

お尻周辺の筋肉を鍛えるお手軽なトレーニング方法

次回以降の記事でより詳しいそれぞれの筋肉のストレッチ方法や筋トレ方法をご紹介しますが、今回は自宅でお手軽に今日から出来る「お尻歩き」というエクササイズ方法をご溶解します。

当サイト美wiseでは何度か同じエクササイズ方法をご紹介していますので、定期的にご覧頂いている方にとってはおなじみかもしれません…。

地味な動きの割には非常に効果的なエクササイズですので、実践したことのある方も、無い方もぜひ定期的に行ってみてください。

腰骨の上部側の筋肉(腰方形筋)のエクササイズにもつながるため、腰痛の予防や膝などに痛みを感じる方などにも最適なトレーニング方法の一つです。

以上です。
今回はそれぞれの筋肉についての掘り下げとお手軽なエクササイズ方法のご紹介でした。

それぞれの筋肉の筋トレ方法やストレッチ方法は後日ご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。