ジョギング前のストレッチで怪我を予防〜5分間の準備運動の大切さ
運動の秋ですね!
たまに暑い日はありますが、運動しやすい季節になってきます。食欲の秋ともいうので食べ物が美味しい時期。夏に作り上げてきた身体がたるんでしまわないよう、ジョギングをはじめてみるのはいかがですか?しかし、ジョギングが激しい動きではないからといって準備運動をしないわけにはいきません!ダイナミックストレッチを使ってジョギング前にストレッチをしていきましょう~!
ジョギングの前はダイナミックストレッチ!
運動をする前は静止して行うストレッチよりも、身体を動かしながら行うダイナミックストレッチの方がいいって知ってましたか?ジョギングも例外ではありません。足首、ふくらはぎ、股関節、肩、をストレッチのターゲットにしてジョギングのための前準備をしましょう。
①スクープ
すくうような動作を英語でscoopといいます。
1)片足を前に出し、両手で靴裏を撫でるように、そして水をすくうような動作でふくらはぎをストレッチしていきます
2)つま先は背屈(手前へ引く)させるとよりふくらはぎがストレッチされます
3)足を交互に出して片足3~5回程度繰り返します
②ランジ+ツイスト
1)まずはランジを行います。片足を前に出し、後ろ足の踵を地面から離さなくていいところまで膝を曲げます。
2)そのまま後ろ足の踵は地面から離さないようにし、まずふくらはぎを伸ばします
3)次に踵を浮かせ、拇指球で体重をささえるとアキレス腱のストレッチになります
4)その状態から、ゆっくりと上体を右、左へと捻りましょう
③ニーハグ
1)背筋をまっすぐにして立ち、膝を胸に引きつけます
2)左右両方行います
④クアッドストレッチ
クアッドとは英語で大腿四頭筋のことです。走るときに沢山使う筋肉なので、必ずストレッチするようにしましょう。
1)背筋をまっすぐにして立ったら、
2)右手で左足首を掴み、太もも前部をストレッチします
3)股関節の前部も伸びを感じられるとなおいいです
4)骨盤は前傾しないように注意しましょう。
5)そこからさらに、左腕を空をつかむように伸ばします
6)その流れでバランスをしっかりと取ってつま先立ちになりましょう
ジョギング前のストレッチのまとめ
ジョギングは軽い運動だからってあなどってはいけません。必ず身体を少し温まるような身体に負担の少ないダイナミックストレッチから入り、ジョギングをする準備をしましょう。近年ではコンクリートで走ることが多く、その衝撃は身体へのダメージを蓄積させて行きます。健康のためにおこなっているジョギングで逆に身体を壊してしまわないよう、ストレッチを取り入れましょうね!
<著者プロフィール>
今田悠太
ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。
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