母乳は産後ダイエットに役立つ?授乳中の消費カロリーと食事

2018年6月1日

産後ダイエットに取り組む方にぜひ知っておいていただきたい、「授乳中のダイエット」の効果や注意点を解説します。

授乳自体、カロリー消費をしますのでダイエットにも有効ですが食事制限などに頼ってはダメです。。。

赤ちゃんもご自身も健康的に過ごす授乳中のダイエットの注意点をご紹介しています。

授乳中の消費カロリー

以前の記事でも軽く触れましたが授乳中の消費カロリーは普通の時よりも大幅に上がります。

このタイミングを活かせば産後のダイエットに役立ちます。

産後のダイエットを行いたいと焦る気持ちも理解できますが、ご自身の体や幼いお子さんの体調に影響があっては無意味ですよね…。

◆授乳中の消費カロリー
厚生労働省の資料によると授乳中は1日にプラス600kcalのカロリー消費をすると言われています。(参考:www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-chosa2-01/pdf/01a.pdf)

同じくこちらの資料を参考にしますと妊娠中は1日にプラス350kcalのカロリー消費とされていますので、授乳中は妊娠中よりも倍近いカロリー消費があります。

◆授乳中の消費カロリーを活かしたダイエットの注意点
消費カロリーが多いということは、当然ですが体はそのエネルギーを必要としています。

安易な食事制限ダイエットは母乳の分泌にも影響があります。

また、良い母乳を出すためにも脂っこいものや甘いものは良くないとされています。

ですので健康的な母乳を求めて健康的な食生活を心がけると自然と痩せやすいと言えます。

母乳に良い食べ物

母乳はお母さんの血液からできています。
ですので血液の質を高めるために、お母さんの日頃の食事はとても大切です。

そこで質の高い母乳を作るために良いとされる食材をご紹介します。

  • 白米
  • うどん・ソーメン・ソバ・食パン
  • 豆腐・味噌・豆乳
  • ワカメなどの海藻類
  • 人参・大根などの根菜類
  • ルイボスティーやたんぽぽ茶

引用元:母乳(乳質)に良い食べ物・悪い食べ物 一覧表(www11.plala.or.jp/fumimaru-web/itiran.html)

妊娠中もあまり良くないと言われているコーヒーなどに代表されるカフェイン入りの飲み物は母乳にも良い影響がありません。

好きな方は辛いと思いますがたんぽぽ茶に豆乳などで代用の飲み物をおすすめします。

授乳中は水分が失われやすく、水分を摂り過ぎになりがちです。
そのためむくみやすいと言われています。
ルイボスティーやたんぽぽ茶はむくみの解消にも役立ちます。

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豆乳などはダイエットの助けにもなり、育児中のイライラの防止などにも役立ちます。

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母乳に良くない食べ物

母乳を良くする食事とは反対に母乳の質を悪くしがちな食べ物をご紹介します。

  • お餅や赤飯(もち米)
  • カレーライス
  • ラーメン・パスタ
  • 牛乳・バター・生クリーム(乳製品全般)
  • 牛肉・豚肉
  • 柿・梨
  • 動物油
  • マヨネーズ
  • コーヒーなどのカフェイン入りの飲料
  • アルコール類
  • 炭酸飲料
  • 精製糖

乳製品などは可能な範囲で控えたほうがいいと言われています。
豆乳などで代用しましょう。

引用元:母乳(乳質)に良い食べ物・悪い食べ物 一覧表(www11.plala.or.jp/fumimaru-web/itiran.html)

以上です。
妊娠後から授乳中まで好きな物を食べれないなど制限が多いですが、ダイエットに役立つポイントもありますのでマイナスばかりではありません!

プラスのポイントを活かして子育てとともに産後ダイエットにもチャレンジしてみてください。