胸囲の測り方:ダイエットや体調管理に活かす体のサイズの測り方

2016年4月6日

身体のサイズをしっかりと測ろう!

私たちの健康管理にかかせない身体のサイズ。脂肪がついたな〜、筋肉がついたな〜などといったものを数字に表してくれるのがサイズです。しかし、測り方によっては毎回数字が変わってしまうのも事実。それでは結果が出ているのかどうかがわからなくなってしまいます。

今回はサイズの測り方とともに注意点をご紹介致します。

身体のサイズ計測の基本

サイズ計測のキーワードははただ一つ、“毎回同じ条件で”です。同じ位置を同じ状態で同じ人が測る事。一概に太ももといっても太ももと呼ばれるエリアは沢山あります。太ももは太ももでも同じ位置を毎回測る必要があります。

また、力を入れているかいないかでもサイズは変わってきます。前回は緊張して力が入っていたのに今回はリラックスして弛緩していたなんて事になると結果が変わってきてしまいます。

さらに、人によっては測るときのメジャーの締め付け具合が違ったりもします。ゆるく締める人もいればキツめに締める人もいるでしょう。同じ人であれば毎回おなじくらいの力加減で測ってくれるはずです。

胸囲の測り方

バストトップに合わせてメジャーが水平になるようにしながら計測しましょう。男性は脇下が一番最高値の胸囲といいますが、服のサイズを測るのではなく身体のサイズの変化を記録するものですから、毎回一定になりやすい乳首のラインで測るのがいいと思います。

①まず両腕を上げて
バストトップに合わせてメジャーが水平か確認
②メジャーをバストトップに合わせ。。。

③背中の後ろから水平になるようにメジャーを巻きつけます
背中の後ろから水平になるようにメジャーを巻きつけます

④締めつきすぎたり、メジャーがたるむほど緩んだりしないように気をつけて下さい
締めつきすぎ緩みすぎはNG

体調管理は身体計測から!

健康診断などでも行うように、身体の状態を数値として知るということは体調管理にとても有効です。数字は沢山の事を教えてくれます。太ったのか?痩せたのか?筋肉がついたのか?筋肉が落ちたのか。今のエクササイズが自分にあっているのか?食事は適切か? 身体に太りやすい、痩せやすい周期はあるのか? ちゃんと計測していればそれが見えてきます。

メジャー一つあればいつでも計測出来ますので、是非生活の一部へ取り入れて頂き、これから先の健康を自分で管理していってくださいね!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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