あの子は食べても太らないのはなんで?
周りを見渡してみると色んな人がいますよね。人それぞれ外見や内面が違います。そして、中には食べても食べても太らない人もいます。あなたの周りにはそういう人はいませんか?羨ましいですよね!特に意識して生活しなくても細いまま。好き放題食べているのになぜ太らないのでしょうか?科学的に完全に説明がつかないので、“体質”と言ってしまえばそこまでですが、何か理由は必ずあるはずです。あの子は食べても太らないのはなぜか考えてみましょう。
太らない/太りにくい人の特徴
①もともと体温が高め
食べても太らないあの子は体温が高めじゃないでしょうか?体温が高いのは代謝が良い証拠。体温の低い女性は36℃前半か、35℃台の場合があります。代謝が活発で体温が高いと何もしなくてもカロリーを消費しやすい身体でいることが出来ます。運動も食事制限をしていないのに太らないのはそういった理由があるかもしれません。
②子供の頃から痩せていた
脂肪細胞の数は子供の頃に決まると言われています。子供の頃に脂肪細胞が増えないような(太らないような)生活をしていたら大人になって脂肪細胞は増えないまま。脂肪細胞は風船のようなもので、脂肪を蓄えて膨らんだりしぼんだりしますが、数は変化しません。脂肪細胞の数が少なければ自然と太りにくい身体でいられます。反対に脂肪細胞が多いと脂肪を蓄えやすくなり太る原因となります。
③おかずは沢山食べるけどご飯はあまり食べない
沢山食べても太りにくい人はもしかしてあまりお米を食べない人ではありませんか? 米や小麦粉、パスタなどの炭水化物は身体に吸収されやすい糖質です。それよりもお肉や魚、野菜などといったタンパク質の多めな食べ物の方が分解する際にエネルギーを使います。沢山食べてるように見えて炭水化物は少なめに食べている子ではないでしょうか?
④睡眠が良く取れている
規則正しく睡眠を取れている人は夜中に成長ホルモンが分泌されています。この成長ホルモンは脂肪燃焼効果がありますので、ちゃんと寝ていない人と比べて太りにくいのです。ちなみに成長ホルモンは高負荷の筋力トレーニングをしたあとも分泌されます。
まとめ
一概にこれ!っていう理由を見つけるのは難しいのですが、どれか一つは当てはまっていませんか?他にも科学的に解明出来ない“体質”の一言でしか説明出来ない場合ももちろんあります。人の身体は神秘的であり、だから面白いのです。周りの食べても太らないあの子と同じ事をしていては自分にとっては太る原意にになることだってあります。自分の体質をしっかりと見極めて、自分にあった体調管理を身につけてくださいね。
<著者プロフィール>
今田悠太
ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。
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