骨盤の開きをチェックする方法〜骨盤が開く原因とその確認方法

2018年5月20日

骨盤の開きはお尻が大きく見えてしまったり、血流の悪化からせっかく頑張っているダイエットのためのエクササイズや食事制限などの効果を落としてしまいます。

ご興味のある方は詳細はこちらを確認していただくとしまして、【骨盤の開き】はほぼイコールで【骨盤のゆがみ】とご認識いただければと思います。

骨盤のゆがみをご自身でチェックする方法は何パターンかあるのですが、今回は骨盤の開きにスポットをあてて、開きを簡単にチェックする方法をご紹介します!

まずは今回ご紹介のチェック方法でご自身の状態を確認していただき、骨盤が開いていないと判断できた方は、骨盤の前傾や左右への傾きを確認してみましょう。(記事の後半にその他のチェック方法へのリンクを掲載しました。)

骨盤の開きをチェックする方法

それでは早速骨盤の開きのチェックを行ってみましょう。
まずはベッドなどで仰向けに寝そべってみましょう。
(ベストな環境は床にヨガマットなどを引いた状態で行う方がしっかりとチェックできます。ベッドなどですと腰や足がすこし沈んでしまいますので…。)
骨盤の開きをチェックする方法

やり方は簡単です。
寝そべった状態で、かかとを少しだけ離して両足を伸ばします。
その状態で足の力をゆるめます。

自然と足先が離れていくと思います。

正常な骨盤の状態ですと開いた足の角度が80~90度くらいで止まります。

その他の左右への傾きや開き閉じすぎた骨盤のチェックが行えます。

骨盤が開いてしまう原因

骨盤が正常な状態を保っているとちょうどチューリップ状やハートの形をしています。
正常な骨盤

骨盤が開いてしまう主な原因

  • 姿勢の悪さ(立ち方・座り方・歩き方が影響)
  • 出産後
  • 筋力の低下(長時間座っているなど)
  • ヒールをよく履く
  • 足を組むことが多い
  • 女の子座りをする

足を組む事が多い方は自然と立っている時も足をクロスさせたり、片足ばかりに体重が乗っていることが多く見られます。

どれか一つというよりも複合的に骨盤を開いてしまっていることが開きを助長してしまいます。

その他には怪我などの外的要因でもゆがみの原因ともなります。

骨盤が開いてしまうと起こりがちな体の症状

  • 代謝の悪化
  • 便秘
  • 重い生理痛
  • O脚やX脚
  • 冷えやむくみ
  • 膝などへの負担が増す
  • 腰痛

見た目への影響にとどまらず、代謝の悪化により痩せにくい体質に、内臓が落ちて圧迫することによる便秘や重い生理痛、運動時の膝などへの負担が増すことによる怪我などなど…。

せっかくダイエットにチャレンジしていても運動の効率が落ちてしまったり、軽めのウォーキングなどの運動でも怪我をしてしまったりなどダイエットの大敵とも言えます。

骨盤が開いてしまうと?

非常にざっくり言ってしまえば、骨盤の開きも骨盤のゆがみの一種と考えても相違ありません。女性は特に妊娠初期からホルモンの働きで徐々に骨盤が開いていきます。
産後には自然と元に戻ろうとしますが、猫背などの姿勢の悪さや俗に言う「女の子座り」などを続けることで元に戻りづらくなります。

妊娠とは関係なく、猫背や女の子座りの習慣があると骨盤が開きやすい傾向があります。
骨盤の開きと体への影響

図のように骨盤が開いた状態が続くと内蔵が下がり、お尻が大きく見えてしまう傾向があります。改善のためには正しい姿勢で座ることを心がけて、猫背などを改善することが大切です。

骨盤の左右への傾き

骨盤のゆがみの2つ目のパターンは左右への傾きです。
骨盤が傾くことで極端な場合は足の左右の長さが違ってしまうような状況まで引き起こすことも…。

足を組む習慣や片側でカバンを持ち続けるなどの生活習慣や歩き方などが影響して傾きが発生することが多いです。
骨盤の左右への傾きと体への影響

図のように骨盤の左右の傾きはO脚やX脚などの原因にもつながります。
そして体のバランスが崩れることで運動効果が落ちてしまったり、極端な場合はヒザなどの怪我にもつながりやすくなってしまいます。

骨盤のゆがみチェック方法と歪みを解消するストレッチ

◆骨盤の前後のゆがみが気になる方
以下の記事を参考にしてみてください。
反り腰は腰痛や痩せにくい体の原因!反り腰改善ストレッチ

以上です。
骨盤の開きやゆがみは【太りやすい体質】への入り口と言っても過言ではありません。

当サイトでは今回ご紹介のチェック方法以外にも体の歪みの改善方法を複数ご紹介しています。

ゆがみを改善して健康に、痩せやすい体を目指しましょう!