O脚を治す正しい歩き方〜外反母趾の予防・改善にも役立つ歩き方

O脚の人は外反母趾も併発していることが多いとされています。

そして後天的な生活習慣が原因でO脚の方を悪化させてしまっている方が多いです。

今回はO脚や外反母趾の予防や改善に役立つ「正しい歩き方」をご紹介します。

O脚を治す正しい歩き方

O脚や外反母趾を悪化させてしまう一つの原因として、歩く際に指を上手に使えていないことがあげられます。

太ももの外側の筋肉ばかり発達してしまうとヒザが外側へと開き、O脚が進行してしまいます。(内転筋が弱っている状態)

内転筋を個別のエクササイズなどで鍛えてあげることも大切ですが、正しい歩き方を身につけることで内転筋を刺激することが出来ます。

O脚を治す正しい歩き方
◆ポイント1:つま先を正面に向ける
内転筋が弱るとどうしてもつま先は外側へと開きやすくなります。
ヒザへの負担が増えるだけでなく、太もも外側の筋肉ばかり強化されてしまい、O脚をより進行させてしまいます。

◆ポイント2:蹴りだしは【親指】を意識する
着地後は親指を意識して蹴り出しを行いましょう。

ポイント1と2の真逆が、若い方には伝わりにくいかもしれませんが「笑うせーるすまん」の歩き方です。

◆ポイント3:腕の振りを意識する
最後のポイントは腕の振りを意識することです。

O脚の原因の一つとして、骨盤(坐骨)の開きが影響しています。
腕を振ることで自然と骨盤も動きやすくなり、骨盤の歪みの解消にも役立ちます。

O脚の図解

その他のポイントとしては「歩くときに足を上げ過ぎない」、「着地はなるべく静かに」などがあります。

どのポイントもヒザなどの負担を避けるためのものです。

いわゆるモデルウォーキングのような内股気味の歩き方はヒザや骨盤、股関節への衝撃が強くなるため避けましょう。
X脚やO脚の悪化の原因の一つとなります。

靴の選び方やO脚を悪化させないためのポイント

  • ・ヒールはなるべく避ける
  • ・ご自身にあった靴を選ぶ
  • ・片足に体重がかかっていないか注意する
  • ・脚をなるべく組まない

以上です。
歩き方に注意をすることで軽度なO脚は改善していきます。

その他にも改善のためのポイントやストレッチ方法を今後ご紹介予定です!