チューブトレーニングの効果を中心にお手軽な実践方法をご紹介!

2016年1月11日

チューブトレーニングはスポーツ選手から一般の方まで幅広く行われているトレーニングです。

リハビリの現場からスポーツトレーニング、一般家庭等どこでも使われています。
100円ショップなどにも売られているので手に入りやすいエクササイズツールの一つですね。

そんなチューブトレーニングがどのようにいいのか、そしてそれを使ってどのような筋トレが出来るかをご紹介していきます!

チューブって、何がいいの?:チューブトレーニングの効果

チューブトレーニングの効果を知るためには、まずはチューブ(ゴム)の特性を理解する必要があります。ではチューブの特性を3つリストアップしてみます。
チューブトレーニング
1.伸び縮みする
この伸び縮みする特性を使って様々な体勢や方向で筋肉に負荷をかけることができます。
また、マシーントレーニングの直線的な動きよりかなり自由がきき、日常に近い動作で負荷をかけることができます。

2.伸びれば伸びるほど負荷が増す ※これが一番大事!
ゴムは伸びれば伸びるほど負荷が増します。ということは、動作の最後に最も負荷がかかる場合が多くなります。

動作の終わりに負荷がかかるというのは、日常生活やスポーツに置き換えると、スピードを落とすとき、即ち減速するときの状態と似ています。動作の制御ですね。

動作の方向転換や、関節の安定を目指すときに有効です。

3.ゴムの強さによって負荷が変わる
ゴムの強さに応じて負荷を簡単に変えることができるので、非常に便利です。
個人に合った負荷を選べます。中には色によって負荷を分けているのもありますね。

ゴムの特性を活かしたチューブトレーニング法

では、ゴムの特性を活かした筋トレ法をご紹介していきます。家庭でもどこでも出来ます。

①肩のローテーターカフ(回旋筋腱板)を鍛える
チューブを固定します。高さは立った時の肘の高さです。
肩のローテーターカフを鍛えるチューブトレーニング
このように持って、肘を固定したまま引っ張ります。

②体幹を鍛える
①と同じようにチューブをセッティングします。

両手でチューブを持ち、肩幅よりも少し広めに足を開き、腰を軽く落として力強く立ちます。
体幹を動かさないようにしっかりと力を入れたら、両腕を前に突き出します。
体幹を鍛えるチューブトレーニング
終始体幹が捻れないようにしましょう。

③お尻を鍛える
最もチューブトレーニングとして有効なんじゃないかと思っている中の一つです。
立つ、走る、歩く、全てに精通していますので、年齢問わず全員にしてほしいと思っています。

チューブを輪っか状に結びます。中には元から輪っかになっているものもありますので、そちらを持っている方はその方が使いやすいと思います!
おしりを鍛えるチューブトレーニング
チューブを膝よりも数センチ上にセットして、、、
腰を落とし、スクワットをします。

スクワットをしたら横にスライドします。スネが常に地面と垂直であるように意識してみてください。

3歩横スライドしたら、進行方向の足の膝を10回外に開きます。

また3歩の横スライドで元の位置に戻ったら、また進行方向の足の膝を10回開きます。

チューブは万能ではない

このようにチューブトレーニングは手軽で、様々な使い方があります。
しかしこれだけやっておけばいいというものでもありません。

終盤に最も負荷がかかるトレーニングですから、動き出しに負荷が最もかかる加速トレーニングもやってこそバランスのいいトレーニングとなります。

是非、トレーニングの特性と自分のニーズをしっかりと考えて選択して下さい。
わからない場合はトレーナーさんに相談するのがいいと思うので、
是非コンタクトを取ってみてくださいね!

◇美wise編集部より
その他のチューブトレーニングの方法やメリットなどをまとめた記事をご用意しました♪

是非参考にしてみてください!

チューブトレーニングの方法:効率的に体幹を鍛える効果も!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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オススメの体幹チューブ・ゴムチューブ:編集部より

当たり前ではありますが、チューブトレーニングにはゴムチューブが欠かせません。

当サイトオススメのゴムチューブを参考までご紹介します!
アルインコさんやLaVieさんの取っ手や突起が付いたものは手軽に使えます。

その反面、突起などがあり、長さも短目で使用用途が限られる点がデメリットです。
また、強度も弱・中・強の3モデルが一般的です。

様々な用途への活用や強度を最適なものを選びたい際は以下の様な商品を選んだほうがバリエーションが豊富だといえます。
お値段もどれも1000円以下が目安です。