ボスボールの使い方
ボスボールはリア・ミシェル(gleeのレイチェル役)やシャニーナ・シェイク(モデル)など海外セレブも活用するなど、じわじわ日本でも話題になっているエクササイズ器具で、最近ではアディダスのアンバサダー榮倉奈々さんもトレーニングに活用しているそうです。
2014年サッカーワールドカップに向けた日本代表の練習風景では香川選手がボスボール上で体幹を鍛えているトレーニングシーンが見られます(英国新聞サイトMail Online)。
そんなボスボールの生い立ちや具体的な活用法をロサンゼルスでパフォーマンスコーチとして活躍する今田さんにご紹介いただきます。
ボスボールとは?
ジムで半円柱状のバランスボールを半分に割ったようなエクササイズツールを見かけて事ありませんか?実は正式名称はBOSU BALL (ボースーボール)と言います。David Weckという人が開発したもトレーニングツールで、主にバランス向上を目的としたトレーニングを行うためのものです。開発者のDavidさんいわく、ボスボールはバランスが向上した結果動作に俊敏性が出てきて自分に自信がついたそうです。
世の中のものは常に動いています。家でも学校でもオフィスでも常に状況は変化しています。そんな世界を表現しているかのようなボスボールでトレーニングしましょう!と開発者の方は言っています 笑。
では、皆さんにボスボールの使い方をご説明したいと思います。
ボスボールの使い方
①まずは踏んで慣れてみる
弾み具合、沈み具合、硬さなどを感じてみましょう。ボスボールの上を歩いてみたり、少し強めに踏み込んでみたりすることでこのツールがどういうものなのかがわかると同時にこれから行うトレーニングの準備となります。
②シングルレッグバランス → 体幹のツイスト
1)慣れてきたら平面を下にして、ボールの部分に両足で乗ります
2)ゆっくりと片足をバランスを取りましょう
3)片足でバランスをとったまま体幹を捻ってみましょう!バランスを崩しそうになったらいつでも両足をついて大丈夫です。安全第一
③両足ジャンプ → ツイスト
1)それも出来そうであれば両足で少しだけ弾んでみましょう。高く飛びすぎると着地に失敗する場合があるので細心の注意を払って下さい。
2)慣れてきたら軽くツイストを入れていきます。こちらも無理のない範囲で行って下さい。
④プッシュアップ → プラットフォームを傾ける
1)最後に上半身のエクササイズです。球面の方を地面に向けます。
2)膝立ちのポジションから両腕を伸ばし、平面の両端を掴みます。
3)後は通常のプッシュアップと同様、背筋をしっかりと直線にし、腕立て伏せをします。
4)腕を伸ばしきったときに少しプラットフォームを左右に方向けてみましょう。やり過ぎると手首を痛める場合がありますので、ゆっくりと自分がコントロール出来る範囲で傾けましょう
ボスボールの使い方のまとめ
BOSUボールの名前の由来は ‘BOTH SIDES UP’ でBOSUボールというそうです。名前についている通り、 どちらの面を上にして使用しても構いません。他にもボスボールでスクワットをしてみたり、ランジをしてみたり、いつものトレーニングにちょっとスパイスを加えることが出来ます。普段のトレーニングに飽きてきたらボスボールを使ってみるのはいかがですか?
<著者プロフィール>
今田悠太
ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。
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