股割りのやり方とO脚の改善効果もある開脚ストレッチ方法
股割りはお相撲さんが稽古でやっているのを見かけるのではないでしょうか?日常的な訓練を行っている人は180度開脚まで出来てしまう人も…。
そんな見た目のインパクトも強い股割りのメリット・やり方、開脚の角度を広げる方法をご紹介します。180度開脚まで出来なくとも、股関節周辺の柔軟性を高めるメリットはありますので、ぜひ軽めのストレッチとして開脚ストレッチを生活に取り入れてみてください。
股関節の柔軟を行わない方や無理をして行うと怪我の元ですので、必ずお身体と相談の上、ご自身の責任のもと行ってください。
記事の前半が股割りの方法、記事の後半は軽めの開脚ストレッチ方法をご紹介しています。ご自身のお身体の状態と相談して実践してみてください!
股割りの効果や股割りを行うスポーツ
- 運動のパフォーマンスを増す
- 怪我の予防
- 下半身の代謝を上げる
- 冷え性を防ぐ
- O脚の改善
- 相撲
- テコンドー
- ダンス
- シンクロナイズドスイミング
- フィギュアスケート
- 体操競技
- ヨガ
引用:Wikipedia
この引用元の記載では股割りが出来るようになるまでは、早い人で1年、普通は数年、どんなに訓練しても出来ない人もいるようです。
※靭帯などの損傷の危険性があるため、くれぐれも無理をして行わないように注意してください。
股割りの方法
お相撲さんやフィギュアスケートの選手などプロを目指す方以外は股割りで180度開脚が出来るようになる必要性は無いと思います。
とは言え体の股割りが必要な方もいると思います…。
体が固い方は以下の画像の方法や動画の方法を試してみてください。
上の動画では扉を使ったほぐし方も紹介されています。
開脚ストレッチで身体をほぐす
身体の固い方や無理をしてまで180度開脚が必要としない方は軽めの開脚ストレッチを実践して股関節周辺の柔軟性を高めましょう!O脚の緩和などにも役立ちます。
まず最初は合蹠(がっせき)前屈というヨガのポーズからご紹介します。
ヨガの中でも比較的簡単なポーズかつ、手軽にできますので股割り前の準備運動や股関節の柔軟としても役立ちます。また、腰痛とも関わりのある大殿筋や中殿筋のストレッチ効果もあります。
実践方法は、足の裏を合わせた状態で、状態を前屈させます。
この時、背中が丸まってしまわないように注意することでしっかりとストレッチができます。(必ずしも深く前屈することが効果的なのではありません!)
続いて股関節周辺のストレッチに加えてハムストリングスもストレッチしていきましょう!
こちらのストレッチも合蹠前屈とおなじく、無理に身体を反らすことを意識するのではなく、脇腹がしっかりとストレッチされていることを意識しましょう。そうすることで、目的のハムストリングスがしっかりとストレッチされます。
イチローストレッチで股関節の柔軟性を高める
イチロー選手が準備体操の際、また打席に立つ前、守備の前に股割り肩入れストレッチをするのはご存知の方も多いと思います。このストレッチは下半身の柔軟性に加えて、腰から肩にかけて一緒にストレッチできるので広範囲の筋肉に効果があり、多くのアスリートが準備運動の際に取り入れています。このイチローストレッチの方法をご紹介します。
- まず、足を肩幅より広く開きます。つま先は膝と同じ方向です。この幅が大きいほどお尻や腿など下半身に負荷がかかるので、身体に合わせて調節してください。
- 開いた足の膝の上に手を置き、ゆっくり腰を落としていきます。この時、上体が前屈みにならないように注意して、まっすぐのままなるべく地面と平行になるくらいまで腰を落としていきます。難しい方は、浅くても構いません。ここまでが、股割りの姿勢となります。
- ここから、肩を入れる動きになりますが、顔は前を向いたまま片方の肩をゆっくり前に出していきます。出していく時に、肘が曲がらないように注意しながら、両手で膝をぐーっと押しながら動かすと、無理なく移動でき、尚かつ、下半身にも程よく体重がかかります。ですので、腰が地面と平行に下がらなくとも、十分に効果は得られます。肩の位置は、顎の辺りまで持ってくるとよいでしょう。元に戻る際はゆっくり行い、逆側も同様にします。
- このイチローストレッチは椅子に座ってもできますので、試してみてください。背中の伸び具合や下半身の負荷は人それぞれなので、痛みの出ない範囲で行うことが大切です。
また、他に股割りストレッチであれば、上記同様に足を大きく開いて、腰を落とし、肘を腿に乗せます。それだけでも十分にストレッチできますが、その状態のまま左右にゆっくり動くことで、股関節がよりほぐれます。
身体の固さにお悩みの方は以下の記事も参考になるストレッチ方法を沢山ご紹介しています。
体を柔らかくする柔軟ストレッチ
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