整体、カイロ、鍼、外科に行ってるのに腰痛から開放されない~なんて思ってる方いませんか?治療を受けて一日二日はましになるけどすぐに痛みが戻ってきてしまうなんてことも良くある話です。多くの腰痛が筋肉のアンバランスによって引き起こされるため、生活習慣や筋トレで根本的にバランスを改善する必要があります。

今回は皆さんに腰周辺にある筋肉と、特に腰痛に関わる筋肉をご紹介したいと思います。

腰周辺には様々な筋肉が交錯している

腰周辺の様々な筋肉
  • 1)大腿直筋
  • 大腿直筋。いわゆる、太ももの筋肉です。大腿直筋は股関節をまたいで前腸骨棘に付着しているため、膝の伸展だけではなく、股関節の屈曲を行います。そして前腸骨局に付着しているからこそ、骨盤の傾きには影響してきます。

  • 2)内転筋群
  • 内転筋群は内ももの筋肉です。内転筋群は主に4つの筋肉から構成されています。
    腰痛と関わりの深い筋肉:内転筋群
    a.長内転筋
    b.短内転筋
    c.大内転筋
    d.小内転筋
    これらの筋肉も骨盤に付着しているため、骨盤の傾きに影響を及ぼしますので、腰痛の原因となり得る筋肉です。しかし、大腿直筋が原因となる場合がよい多いように思えます。

  • 3) 腸腰筋
  • 腰痛と関わりの深い筋肉:腸腰筋
    正式には大腰筋と腸骨筋の総称で、身体の奥深くにある筋肉です。大腰筋は腰椎から始まり、大腿骨頭に付着しています。股関節の屈曲を行うパワフルな筋肉です。大腿直筋と共に働くので骨盤の傾きへの影響は大です。腸骨筋も同じく屈曲をしますが、大腰筋ほどのパワーはありません。

  • 4)脊柱起立筋
  • 腰痛と関わりの深い筋肉:脊柱起立筋群
    骨盤(仙骨や腸骨)と肋骨や腰椎、胸椎などを繋いでいる背骨に沿った筋肉で、姿勢を維持するための筋肉です。背骨一つ一つを正しい位置に保つ役割を果たしてくれるのですが、バランスが崩れると逆に背骨の位置をずらしてしまうという欠点があります。

  • 5) 臀筋群
  • 腰痛と関わりの深い筋肉:臀筋群
    大殿筋、中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋の4つから成る筋肉群です。運動においてパワーの源と考えられている筋肉です。

    a. 大殿筋: 股関節の伸展と外旋を行う
    b. 中殿筋: 厳密にいうと様々な動きをするのですが、総合すると股関節の外転を行う。特に立っている時や歩行時には骨盤の傾きをコントロールします。
    c. 小殿筋:中殿筋の補助をします。

    このように、骨盤と大腿骨を繋ぐパワフルな筋肉です。動作時の骨盤の位置や傾きを決めると言っても過言ではない大事な役割を果たします。

骨の位置が正しければ腰痛になることはそうそうないが、位置を決めるのは筋肉である

骨の位置が正しい位置にあれば、その周りを走る神経を痛めることもなく、また筋肉も無駄な疲労や炎症を起こすこともありません。

姿勢が悪い生活や偏った運動 → 筋バランスの崩れ → 骨格の崩れ → 神経の圧迫や筋肉、関節の炎症

という流れで痛みは起こります。腰痛は多くの筋肉が関わっている事もあり、原因を特定するのは経験が必要です。

腰周辺の筋肉と腰痛に関わる筋肉のまとめ

如何でしたか? 一概に腰痛といえど、様々な筋肉が関わっているのが理解して頂けたかと思います。必ずしも痛みがある部位だけではなく、その他の腰の周辺の筋肉が固まっていたりしないかをチェックしてみてくださいね、

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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