女性の半数以上が外反母趾であるという統計があるほど多くの人が悩まされている症状。なぜこんなにも外反母趾になってしまうのかというと、それは先の細く踵の高いヒールパンプスのよう靴を履くというトレンドがずっと続いているからです。とってもおしゃれで素敵ですが足にとってはダメージが大きいようです。

以前、外反母趾の記事を書かせていただきた時に詳しく外反母趾になってしまう原因をご説明させて頂きましたので、今回はその原因を踏まえてどのようなストレッチをしたら外反母趾の症状を緩和出来るのかをご紹介したいと思います。

外反母趾の緩和に役立つストレッチ

外反母趾と筋肉の関係
外反母趾になると以下の筋肉が短縮を起こす傾向にあります。

母趾外転筋 abductor hallucis
長母指屈筋 flexor hallucis longus
長母指伸筋 extensor hallucis longus
母指内転筋 adductor hallucis 

ですので、これらの筋肉をほぐしてあげることが外反母趾の緩和に有効と考えられます。変形により短縮したり硬化してしまった筋肉や組織たちをほぐして元の位置に戻りやすくしてあげることが、外反母趾の緩和に繋がるでしょう。

①親指回し
まずは親指の付け根しっかりと手で持ち、親指の爪あたりをもう指で持ちます。
そして、足の親指をくるくると回していきます。自分の感覚的に頼って回していて気持ちがいいな~と思う方向へ30回~50回程回しましょう。
外反母趾の緩和に役立つ親指回し
②壁を使った親指反り
壁を使った親指反り

1)足の親指を以下の写真のように反り、壁に押し当てます。

2)足の裏やくるぶし下辺りに伸びを感じない場合は、膝を前方へ倒しより伸びるようにストレッチします

③親指開き
外反母趾の緩和に役立つ親指開き
1)足の甲を軽く握ってください

2)逆の手で親指の付け根を親指で抑えながら、親指をゆっくりと開いていきましょう

※外反母趾の症状によっては痛みがひどい場合があり、下手にやりすぎると悪化する場合がありますのでご注意下さい。

④親指の屈曲→足首の内反
外反母趾の緩和に役立つ親指の屈曲→足首の内反

1)足首の伸展させて足の指を屈曲させて、足の甲にストレッチを感じます

2)そこからさらに少し内反させて足の甲をさらにストレッチさせてます

動画でもご紹介していますので、もしよければこちらも御覧ください。

外反母趾の緩和に役立つストレッチのまとめ

皆さんに注意していただきたいのは、痛みがひどい場合は下手にストレッチを自分でしない方がいいということです。その場合は専門医の方にみてもらうのがまず第一です。痛みを伴う場合は関節の摩耗や炎症を悪化させる可能性もありますので、ご注意下さい。そしてこれらはあくまでも緩和ですので、これだけで治るわけでもないのです。予防、緩和という意味で外反母趾のせいで短縮/硬化してしまった筋肉をほぐしていきましょう!

ストレッチ以外にも外反母趾対策としてのサポーター活用のメリットなどをご紹介した記事もご提供していますので、ぜひ参考にしてみてください。

外反母趾の改善に役立つサポーター活用法!

<著者プロフィール>

今田悠太

ロサンゼルスを中心に活動する、パフォーマンスコーチ。
卒業大学:カリフォルニア州立大学ロングビーチ校
専攻:キネシオロジー
経歴:
09-現在 アメリカ独立プロバスケットボールリーグ:ヘッドストレングスコーチ
07-14アメリカのスポーツ研修関係のツアーの通訳
09-現在パーソナル・パフォーマンスコーチ
<理念>
一般の男性、女性のフィットネスの指導から、人種問わず世界で活躍する プロアスリートまで幅広く指導。日米の長所を組み合わせた、身体の軸を意識した独自のトレーニングメソッドで、今までになかったトレーニング理論を作り上げ、リハビリからパフォーマンストレーニング(競技力向上)を行う。 世界には眠っている才能が多くあると感じ、少しでも個人の才能が表に出るきっかけになればいいという思いから“RISE”というグループを立ち上げる。 人と人の繋がりの中で才能が開花していくのを助け合いたいと願い、日々奮闘中。

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